せっかくニューヨークにいるのでセントラルパークを走りたくて北を目指す。
8th Aveを通ったら、おもいきり通勤ラッシュと重なってしまい、歩道が人だらけでとても走りにくかった。
やっと公園内に入ると、歩行者、ランナー、自転車、車両用と道がわけてあるので非常に走りやすかった。寒い季節でもけっこうランナーが多くて嬉しかった。
公園内で目的地と決めていたストロベリーフィールズのジョンレノン記念碑へ。
ここは朝でもそこそこ人がきて記念撮影をしていくので、撮影していた人にお願いして私も撮ってもらった。
ダコタハウス側へ抜けた。
帰路は混雑をさけて9th Aveから戻った。宿のある29stからダコタの72stまでの往復。けっこう走ったな。
着替えて旦那と外出。南下。
地下鉄を出るときになにもしなくていいのって楽だね。
調べてあったコーヒーショップで朝食。
Birch Coffee
たっぷりのコーヒーと大きなドーナツ、美味しかった。ゆったりとった客席、大きな木製のテーブル、豆やボトルの陳列など、お店の雰囲気もよかったしスタッフも良い印象だった。
さて、ここからは私のリクエスト。ブルックリン橋を徒歩で渡ります。
旦那はかなり嫌がったけれど、このくらいの観光はしようと説得。歩道の入り口へ行くのにちょっと迷いました。
橋をのぼりはじめたすぐ右手に変わったビルがあった。これ、フランク・ゲーリーのビルだなあ。調べていなかったけれど、実物を見られてうれしい。写真で見るよりも実物のゆがみ感はもっとすごい。
本当に変わった建物を建てる建築家だわ。
Wikipediaによると、8 スプルース・ストリートというビルで、今はニューヨーク・バイ・ゲーリーと呼ばれているそう。
寒いのに橋の上は観光客だらけでした。すすまないことはないけれど、人の量は多かったです。もっと暖かで気候のよいときに来る場所だなと思う。
個人的には建築物を見るのは好きなので、ぜんぜん飽きることなく楽しく橋を渡った。シンメトリーな眺めが美しかった。
雨ではないけれど、雲の多い日。
言うことをきかない観光客らのしわざ。罰金$100ですよ。
旦那が遠くに自由の女神を発見して、デジカメのズームを最大にしてかろうじて撮影。
左したの小さいのが自由の女神。
マンハッタンのビル群はどうしても橋が写りこむ。
場所を変えて。
渡りきるあたりは歩道に柵。
けっこう楽しめるので、1度くらいは行ってみるとよいです。
降りたあたりは、歩いて川沿いへ行くとお店もいろいろあるのだけれど、人と待ち合わせをしているのでそのエリアは行かず。
そういえば、行きの機内で「ズートピア」を観たのだけれど、ズートピアの舞台がマンハッタンとニューヨークで、このブルックリン橋や、川沿いのエリアのシーンもあったので、おおこの場所かーとわかって胸熱でした。
橋を渡り終えたこの地区は、地下鉄がありません。実は非常に移動が不便な地区。
友達は私たちが地下鉄で来るのを想定して、地下鉄出口での待ち合わせにしてくれたのだけど、結局歩いて渡ってきたのでその駅まではかなり遠い。
ここでまたUberを使うことにした。近くにいたのでほとんど待たずに来たし、空港と違ってすぐに車両も発見でき、目的地まで簡単に行けて本当に便利だった。
ニューヨークの女の子と大阪の女の子がものすごく恨まれているらしい。こわい。
予定どおり友達と合流。ブルックリン在住のYくんはマイカーで迎えに来てくれた。
おすすめのレストランへ案内してくれた。
Cafe Mogador - Williamsburg
ついたときに満席だったのだけど、すぐに空くからとウェイティングバーへ案内されて、とりあえずビール。運転のある友達は飲めなくて申し訳ないけれども。
店内はまるで植物園のように植物があふれていて、採光の屋根で温室のような雰囲気で、居心地のよいお店だった。お料理はどれも絶品で大満足。
自力では探せない、暮らしている人ならではの良いお店につれてきてもらってよかった。
どこに行きたいかと聞かれ、旦那が古着を見たいとリクエストして大きな古着屋さんに連れて行ってもらった。
途中にこんな車が止まってた。
工具持ってる。
ブルックリンラガーのブルワリーもあった。
古着屋ではおのおの欲しいものをゆっくり選んで、私も旦那も2枚ずつ購入した。
それから車で場所を移動。
Bottleneck Galleryに到着。ここで開催されるJim Pollockの展示会が目当て。
完全抽選予約制(1人1時間で入れ替え)で事前に手続きが必要だったのだけれど、その抽選方法というのがいまいち理解できず予約をしそこなった。
しかしFacebookのコミュニティでそのことを書き込みしたところ、Pollockのマネージャーをしている人から、「事情はわかったから、例外で28日の15:00からなら予約を取ります」と私信が届いて、無事に予約をとることができた。
費用は1人につき$5をMockingbird Foundation charityに振込みをして、その控えをメールで送るという手続き。そうすると、予約の詳細がかかれたメールが届く。
トロント在住のAくんも誘ってあって、ここの会場前で無事合流。4人で入場。
実際に行ってみると、時間予約制といってもわりと緩めで、混んでいなかったので普通に入っていいよと言われた。
中にJimがいたので、さっそく話しかけた。
ものすごく気さくな人で、日本から来たといったらとても喜んでくれた。
数日前に、Jimがレールで踊りまくってる動画を見たところだったので、その話をして、いつからPhishのレールで踊ってるのかと聞いたら、
「もうわからないくらい昔からずっと一緒にいる。大学生くらいだと思う。彼らとは友達だった。トレイのほかにもう一人ギターがいて、まだペイジはメンバーではなかった。
そのギターが抜けてペイジが入ったことで、Phishとして完成した。ペイジが入って完璧になった。もう一人のギターはどうでもよかった(笑)」
というようなことを話してくれた。
5年前に広島に行ったという話しも聞かせてくれた。
あまりかさばらない手土産を持っていこうと思って、和紙が貼られた整理箱と、手触りが少しずつ違う手漉き和紙のはがきをプレゼントした。
Jimがとっても喜んでくれたので、もって行ってよかった。
そのうちに他のお客さんもやってきて、私たちがずっとJimを独占していては申し訳ないので、話はそのくらいできりあげて展示を鑑賞した。
Aくん
こじんまりとした展示室にびっしりと作品が飾られていた。版画用のラフスケッチはどれも$500くらいからの値がついていたけれど、初日の夕方だというのにすでに売約済みになっているものが多かった。
ネットでしか見たことがなかった作品の実物をこうしていっぺんに鑑賞できるというなんとも贅沢な展示だった。TシャツになったものもTシャツそのものが展示してあった。
写真は自由に撮ってOKだった。
隣室では、もう少し安価なプリントが販売されていた。
レコードを掘るように、お客さんがそれぞれ黙々とポスターを掘っていた。
この展示のために刷った、以前PhishのキッズT用にデザインされた太陽と月が、それぞれ限定で刷られていたのだけれど、かなりの金額でちょっと今買うにはきびしくてあきらめた。
私はここにくるまで知らなかったのだけれど、エディション№のつかない、ミスプリントやテストプリントも販売されていた。
たとえば3版目を上下逆さに印刷してしまったものとか。
完成は4版だけれど、2版目までしか印刷していないものとか。
そういうものでもPhishのために作られた作品は人気が高く、値段も高かった。
その中で価格的にも手の届きそうなものを2枚購入した。
版画なのでサインはすでに入っているのだけれど、旦那がサインが欲しいというので、Jimに裏面でよいので何かメッセージを書いてほしいと伝えたところ、お土産のお礼にプリントを送るからねというメッセージをくれた。
本当は座右の銘みたいなものを書いてほしかったのだけど、それはうまく伝わらず、普通にメールで書くような内容のメッセージで笑ってしまった。
買ったポスターは今回のブログの最後のまとめで写真載せます(最後まで完成すれば。。。)。
そのあと4人でブルーボトルコーヒーで休憩。日本にもあるけれど、やはりここはちょっとお土産を買ったりするのによい。すごく混んでいた。
Yくんに最寄り駅まで送ってもらってお別れ。
現地に住んでいるYくんアテンドのおかげでブルックリンを大満喫した1日でした。ありがとう。
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