2018年12月30日日曜日

2018/12/30  昼間

Aは今日からようやく自分で手配していたホテルに移動ができる。
3人で昼ごはんを食べにでかけた。





前回NY在住のMちゃんたちと行った蕎麦屋にした。年越し蕎麦。
ちょっと贅沢なランチなのだけど、日本で食べるのとかわらない美味しいお蕎麦が食べられるのが嬉しい。





部屋に戻り、私と旦那はWater Wheelのイベントがあるので早めにでかけた。
Aは少し休んでから荷物をまとめてチェックインすると言っていた。

MSGに着いたものの、会場への入り口がわからずうろうろ。
そのうちに、いつもポスターのラインに並んでいる人を見かけたので、声をかけて聞いてみた。
すると彼は自分も参加するから案内するよといって、一緒に連れて行ってくれた。
WWイベントの入り口は、機材車などが出入りする搬入口側へまわりこんだところだった。かなりわかりづらいところ。
案内してもらわなかったら、自分たちだけでは探せなかったかもしれない。

受付では、チケットとIDを見せると参加者名簿で確認して、手書きで番号が書かれたトランプくらいのカードを1人1枚もらった。

2016年の夏にBGCAで参加したときには、広い会議室と会議机というセッティングだったので、そういうのを想像していたら、MSGでは、施設内に常設されているウェイティングバーのようなちゃんとした部屋だった。

バーカウンターには数人のバーテンダーがいて、ちゃんとしたカクテルを造ってくれる。
フード類も、とてもおいしそうなケータリングの料理が並んでいて、セルフでとるのではなく、スタッフがお皿にサーブしてくれるお料理もあった。
ビールも数種類がサーバーにあって、選べるようになっていた。
ビールも料理も美味しい。これは満足度が高い。










Jim Pollockのポスターオークションがあったり、WWの説明があったり。



私が料理に夢中になっていたら、旦那が慌てた声で「おい、おい」と私を呼んだ。
遠くの人だかりを指差して「あそこにいるのマイクじゃない?」と言った。
人が回りにいてよくわからなくて「え?そう?」と言ってみていたら、マイクだった。

そのまま出口に向かって足早に歩き始めたので、反射的に旦那と立ち上がって、マイクの後を追った。
もう時間がないのか、すごいスタスタと出口に向かうマイク。WW参加者も、ちょっと声をかけるにはマイクが早いなという感じで、声をかけるのをあきらめる。
そんな人たちをかきわけて、小走りにマイクを追う。
そして、出口に近いところで、大きい声で呼んでみた。
「Hey Mike! We came from Japan!」
捨て身の最強キーワード(笑)

マネージャーのような人と、もうエレベーターの前に立っていたのだけれど、マイクは私の呼びかけに振り返って、私たちのところまで戻ってきてくれた。
私はあせっていたにも関わらず、バッグの中に今回作った版画を入れていたのを思い出して、なんとかこれは自分が作ったものだと説明してマイクに手渡した。
そして、慌てている雰囲気がわかったのだが、続けざまにまくしたてて、一緒に写真を撮ってほしいとお願いした。
あせっていたので、スマホでセルフで撮影。画面がセルフィーになっていなくて、マイクに指摘される慌てよう。
ワンチャンしかないけど、どう撮れているか確認することもできず、お礼を言って握手をしてもらい、すぐにマイクはエレベーターへ向かった。

私はたぶん自分の指を見てるけど、無事にとれていた(笑)

席に戻ったあと旦那に「マイクが来たの全然気づかなかった」と言ったら、「俺たちの席の後ろ側も通ってったよ」と言うので、「えー、その時に言ってよー」と言った。
「その時はまわりに人もいてマイクかどうかよくわかんなかったんだ」と旦那は言った。

会場に入るのは、まず抽選でひとつ番号が公表されて、その番号に続く若い番号順だった。
私たちは11と12で、すごく早く呼ばれるので旦那と喜んでいた。自分たちの番になったので行ったら、「ダメだ」と言われた。私は「でもこの番号を持ってる」と言って詰め寄ったら、「それは41と42だ」と言われた。
嘘でしょ?!どうみても4じゃなくて1にしか見えないんだけど。旦那も私も勘違いしたくらいなので、ほんとにわかりにくかった。

そうこうしているうちに、正しい11と12の番号の人がやってきた。ああ残念。

結局何番目くらいに入場したのか忘れてしまった。
それでも5、6列目あたりだったと思う。WWの特典は最優先の会場への入場なので、一般入場者よりも先にレール付近のベスポジが取れる。


WWの会場では会わなかったのだけど、飲み物を買いに行くときにJimと会った。本当はJimに渡すつもりだった版画をさっきマイクに渡してしまったので、後日送るという話をした。そのまま立ち話で版画の話で盛り上がる。
すると、Jimのパートナーから、「あなたたち、目立つから座って話をしなさい」と注意される。
Jimはてへへという感じですわり、私を促したので、私も隣に座った。
ナッシュビルで凸版印刷の見学に行ったことを話したら、おすすめの映画があるといって教えてくれた。
スマホで検索してくれたので、その画面をスクショ。

帰国してから、アメリカAmazonで購入して鑑賞したら、アメリカ各地にある老舗凸版印刷会社のインタビューでまとめられたドキュメンタリー映画だった。
字幕がないので、かなり難しい。
たぶん、凸版印刷業界が下火になってきたけど、この文化をまもるべくがんばる、的な内容かなと思ったけど、わからない。
結局30分くらい話し込んだと思う。版画を立って彫るとか、とても重い回転台を使ってるとか、実際の作業の話を詳しく聞けてとても面白かった。

このTシャツの団体がいた。おもしろいデザイン。





4 件のコメント:

  1. いつも以上に、なかなか貴重な時間を過ごしたようですね。登場人物がスゴイって。

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    1. マイクは時間がないのに足を止めてくれた上に写真もOKしてくれて嬉しかったです。失敗できないワンチャン自撮りが撮れていてよかった(笑)
      Jimとはここまでまとまって長く話したのは初めてで、とても興味深かったです。

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  2. ↑TSRになってしまうけど、MINAWA でした。

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    1. アカウント名が出ちゃうのね(笑)

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