2018年12月30日日曜日

2018/12/30 Night3

オープナーはなんとAlumni Bluesから。
旦那と顔を見合わせてしまった。ひそかにPink Talking Fishのセトリチェックしてるんじゃないの?!と話した。
カバーバンドのライブの翌日に本家が演奏するとはねぇ。逆じゃなくてよかった(笑)。




そして12/14のTreyソロライブで演奏された激レア曲Glide IIを演奏。1995年が初演で、今回が2回目。前述のソロ音源をけっこう聞いていたので、私は曲が始まったときにGlide IIとわかって「おおぉ~!!!」となったのだけど、会場は「え?なにこの曲?」の雰囲気につつまれていました。





特筆すべきはもうひとつ、Bliss。これも12/10にソロ公演で初出し。
しかも今回Phishでは初演なうえに、アコギに持ちかえるという。
今日がGAでよかったなーと思いました。
でもよく聴くアルバムだからか、あんまりレア曲の印象はなかったのよね。あとでセットリストを確認して、初演だったと知りました。
続くBilly Breathesも好きな曲なので嬉しい。



思い返せば、よいセットリスト、よい演奏でした。

照明の動きが大きい。

コンデジのオート機能を使うと、セピアを使ったり、オートズームになったりで、5,6種類を勝手に撮影してくれるそうで、それで撮れたうちの1枚。



証明がV字になっている。

たしかセット終わりにこのグループが例の黄色いTシャツをステージに投げて、トレイが受け取ってくれたと思う。


PA背後のフロアに設営されるスタンド席にいたAとフロアで合流して記念撮影。

Phish.netより
PHISH, SUNDAY 12/30/2018
MADISON SQUARE GARDEN
New York, NY
SET 1: Alumni Blues > Letter to Jimmy Page > Alumni Blues, Mike's Song > Glide II > Weekapaug Groove -> Crosseyed and Painless > Bliss[1], Billy Breathes, No Men In No Man's Land > Tube > Weekapaug Groove[2] > Tube > More

SET 2: Cool Amber and Mercury, Everything's Right > Plasma > Light > Wading in the Velvet Sea, Split Open and Melt

ENCORE: Funky Bitch, Wilson > Rocky Top > Cavern

[1] Phish debut; Trey on acoustic guitar.
[2] Unfinished.

Alumni Blues had changed lyrics referencing National Bacon Day. Glide II was last played on May 16, 1995 (872 shows). Trey teased Birthday in the first Weekepaug. This show featured the Phish debut of Bliss with Trey on acoustic guitar. Trey teased Crosseyed and Painless in No Men In No Man's Land. Weekapaug Groove was unfinished. Cavern contained The Final Hurrah quotes.

2018/12/30  昼間

Aは今日からようやく自分で手配していたホテルに移動ができる。
3人で昼ごはんを食べにでかけた。





前回NY在住のMちゃんたちと行った蕎麦屋にした。年越し蕎麦。
ちょっと贅沢なランチなのだけど、日本で食べるのとかわらない美味しいお蕎麦が食べられるのが嬉しい。





部屋に戻り、私と旦那はWater Wheelのイベントがあるので早めにでかけた。
Aは少し休んでから荷物をまとめてチェックインすると言っていた。

MSGに着いたものの、会場への入り口がわからずうろうろ。
そのうちに、いつもポスターのラインに並んでいる人を見かけたので、声をかけて聞いてみた。
すると彼は自分も参加するから案内するよといって、一緒に連れて行ってくれた。
WWイベントの入り口は、機材車などが出入りする搬入口側へまわりこんだところだった。かなりわかりづらいところ。
案内してもらわなかったら、自分たちだけでは探せなかったかもしれない。

受付では、チケットとIDを見せると参加者名簿で確認して、手書きで番号が書かれたトランプくらいのカードを1人1枚もらった。

2016年の夏にBGCAで参加したときには、広い会議室と会議机というセッティングだったので、そういうのを想像していたら、MSGでは、施設内に常設されているウェイティングバーのようなちゃんとした部屋だった。

バーカウンターには数人のバーテンダーがいて、ちゃんとしたカクテルを造ってくれる。
フード類も、とてもおいしそうなケータリングの料理が並んでいて、セルフでとるのではなく、スタッフがお皿にサーブしてくれるお料理もあった。
ビールも数種類がサーバーにあって、選べるようになっていた。
ビールも料理も美味しい。これは満足度が高い。










Jim Pollockのポスターオークションがあったり、WWの説明があったり。



私が料理に夢中になっていたら、旦那が慌てた声で「おい、おい」と私を呼んだ。
遠くの人だかりを指差して「あそこにいるのマイクじゃない?」と言った。
人が回りにいてよくわからなくて「え?そう?」と言ってみていたら、マイクだった。

そのまま出口に向かって足早に歩き始めたので、反射的に旦那と立ち上がって、マイクの後を追った。
もう時間がないのか、すごいスタスタと出口に向かうマイク。WW参加者も、ちょっと声をかけるにはマイクが早いなという感じで、声をかけるのをあきらめる。
そんな人たちをかきわけて、小走りにマイクを追う。
そして、出口に近いところで、大きい声で呼んでみた。
「Hey Mike! We came from Japan!」
捨て身の最強キーワード(笑)

マネージャーのような人と、もうエレベーターの前に立っていたのだけれど、マイクは私の呼びかけに振り返って、私たちのところまで戻ってきてくれた。
私はあせっていたにも関わらず、バッグの中に今回作った版画を入れていたのを思い出して、なんとかこれは自分が作ったものだと説明してマイクに手渡した。
そして、慌てている雰囲気がわかったのだが、続けざまにまくしたてて、一緒に写真を撮ってほしいとお願いした。
あせっていたので、スマホでセルフで撮影。画面がセルフィーになっていなくて、マイクに指摘される慌てよう。
ワンチャンしかないけど、どう撮れているか確認することもできず、お礼を言って握手をしてもらい、すぐにマイクはエレベーターへ向かった。

私はたぶん自分の指を見てるけど、無事にとれていた(笑)

席に戻ったあと旦那に「マイクが来たの全然気づかなかった」と言ったら、「俺たちの席の後ろ側も通ってったよ」と言うので、「えー、その時に言ってよー」と言った。
「その時はまわりに人もいてマイクかどうかよくわかんなかったんだ」と旦那は言った。

会場に入るのは、まず抽選でひとつ番号が公表されて、その番号に続く若い番号順だった。
私たちは11と12で、すごく早く呼ばれるので旦那と喜んでいた。自分たちの番になったので行ったら、「ダメだ」と言われた。私は「でもこの番号を持ってる」と言って詰め寄ったら、「それは41と42だ」と言われた。
嘘でしょ?!どうみても4じゃなくて1にしか見えないんだけど。旦那も私も勘違いしたくらいなので、ほんとにわかりにくかった。

そうこうしているうちに、正しい11と12の番号の人がやってきた。ああ残念。

結局何番目くらいに入場したのか忘れてしまった。
それでも5、6列目あたりだったと思う。WWの特典は最優先の会場への入場なので、一般入場者よりも先にレール付近のベスポジが取れる。


WWの会場では会わなかったのだけど、飲み物を買いに行くときにJimと会った。本当はJimに渡すつもりだった版画をさっきマイクに渡してしまったので、後日送るという話をした。そのまま立ち話で版画の話で盛り上がる。
すると、Jimのパートナーから、「あなたたち、目立つから座って話をしなさい」と注意される。
Jimはてへへという感じですわり、私を促したので、私も隣に座った。
ナッシュビルで凸版印刷の見学に行ったことを話したら、おすすめの映画があるといって教えてくれた。
スマホで検索してくれたので、その画面をスクショ。

帰国してから、アメリカAmazonで購入して鑑賞したら、アメリカ各地にある老舗凸版印刷会社のインタビューでまとめられたドキュメンタリー映画だった。
字幕がないので、かなり難しい。
たぶん、凸版印刷業界が下火になってきたけど、この文化をまもるべくがんばる、的な内容かなと思ったけど、わからない。
結局30分くらい話し込んだと思う。版画を立って彫るとか、とても重い回転台を使ってるとか、実際の作業の話を詳しく聞けてとても面白かった。

このTシャツの団体がいた。おもしろいデザイン。





2018年12月29日土曜日

2018/12/29 Pink Talking Fish (After Party)

昼間会ったKちゃん、結局Phishのショウは断念してショウの間はどこかに出かけていた。
ショウが終わったので連絡をしてMSGで落ち合うことになった。
MSG隣のバーで落ちあうことにしたので、到着まで飲んでいることにした。
偶然Jim師匠と遭遇。いつでも快く写真に応じてくれる。
もうけっこう酔っていた。少しショウの話などをした。

AとJimもツーショット。

Kちゃん到着して4人でタクシーに乗った。Kちゃんが助手席で運転手と会話。
我々3人が後部座席。
MSGは何の公演だったのかと運転手に聞かれたのでKちゃんがPhsihのショウだったことを説明。
こんなに大きい会場でやるのか言われ、年末毎年公演しているとかそんな話をしていた。
チケットはいくらかと聞かれたので70ドルくらいと言うと、運転手がびっくりして、「そんなに高いのか。昔自分の地元で見たときには$10くらいだったよ。ニューヨークは高いなあ」と言った。
それを聞いて私たちは後ろで「そんなに安いのか。この人ほんとに初期の頃を地元で見てるんだねー、うらやましい」という話を日本語でしていた。
そしてそのあと運転手が「そのショウではイルカはいたの?」と言った。
「え?」と一瞬考える4人・・・。
運転手が「Fish show」だから、水族館でやるようなイルカやアシカのショウみたいな公演だとずっと思っていたらしいということにここで気づいた。
会話が成立していたので、私たちも後部座席で普通にここまでの会話のやりとりを聞いていたのだけど、この勘違いに気づいて車内みんなで爆笑。

そのうちに会場のGramercy Theatreに到着。
旦那は去年もたしか来ていたはず。旦那の経験から、けっこう疲れている状態でフロアにいるのは辛かったから、チケットを取る時にスタンド席にしようといわれ、今回はスタンドを予約してあった。
スタンド席はかなり傾斜がついていて見やすい。
チケットはソールドアウトしていて満席。



正直Pink FloydもTalking Headsオリジナルを全然知らない。Phishがカバーしてたのをたまたま聴いていれば曲は知っているという程度。
楽しめるのかなあと思っていたのだけれど、始まったらけっこう楽しかった。
Alumni Bluesを演奏したので、これは本家はなかなかやらないんだよな。本家じゃないけど聴けてよかったなとおもった。

ここから参加のKちゃんは絶好調でダンスダンス。
私は朝から出店して、Phish見て、そこからのアフターなので疲労困憊していた。
スタンド席にして本当によかった。椅子から立ち上がれず、酒もろくにのめず、ただぼんやりとライブを見ていた。

本当は昼間の出店にちょっと来てくれる予定だったマンハッタンの友達が急遽予定が変わって昼間来れなかった。
アメリカからしかオーダーできないHOLLY BOWLINGのポスターをお願いしてあって昼間受け渡しをするつもりだった。
友達はミュージシャンで、この日もライブが入っていた。そして自分のライブの後に連絡をくれた。
明日以降もどうも時間のタイミングが合わなさそうなので、また日本に来る時でもいいし、送料負担するから郵送でもいいよと話した。
それで、今どこにいるのかという話題になり、Gramercy Theatreでライブを見ていると伝えたところ、「そこなら、今いるところから帰宅するときにその通りを通るから、ベニューの前に着いたら連絡するよ」と言われた。
ほどなくして到着。再入場禁止なのだけど、受付で事情を話して、ゲートのすぐ前で人と会って、数分ですぐ戻るから少しだけ出たいと説明して外に出た。
向こうも目の前に停めてるけど車だし、こちらもそんな事情なので、ちょこっと挨拶をしてポスターを受け取って別れた。
滞在中に受け渡しできてよかった。





会場を出てKちゃんと別れ、我々3人は徒歩でアパートへ。途中にコンビニがあったのでカップ麺を買って部屋で食べた。
Pink Talking Fishはとても良いバンドで、疲れていたもののライブはとても楽しかったのだけれど、見るタイミングとしては、本家Phishを見た直後に、わざわざアフターで見るのはちょっとなあと思った。別の機会に見られたらいいなと思うけど、そんな機会はまずないだろうと思う。
長い1日だった。
Aは今夜も狭くて細い床で就寝。

phantasytour.comより
12/29/2018 • Gramercy Theater • New York, NY
Tour: NYE 2018
Notes: Phish Afterparty
Set 1: Moon Rocks> Happiest Days Of Our Lives> Another Brick In The Wall Part 2> Alumni Blues> Letter To Jimmy Page> Good Times Bad Times> Alumni Blues> Psycho Killer> Shine On You Crazy Diamond> Time Loves A Hero*1> Life During Wartime*1, Pigs (3 Different Ones)*1,2> The Lizards> Thank You For Sending Me An Angel*3> The Lizards, Brain Damage> Eclipse

Encore: Burning Down The House> Simple*4> Burning Down The House
1.w/ Ryan Dempsey on keys
2.w/ Bathtub Gin tease
3.w/ Runaway Jim tease
4.1st verse only