2015年7月31日金曜日

2015/07/31 ショウチケット手配

オフィシャルのチケット発売日に購入していないので、当然ショウのチケットは全く持っていない。

まずはオフィシャルサイトから調べてみた。

Dick’s Sporting Goods Parkは、基本的には全席自由席という扱いだと思う、たしか。
Field という、ステージ前のエリアに行けるチケットと、Standという、ステージ前のエリアの後ろ半分から周囲を囲む椅子のエリアに入れる2種類のチケットがある。

私が検索した時点では、Fieldはすでに完売し、Standはまだ販売中だった。といってもPhishサイトのものではなく、チケット代理店の取り扱いのものでPTBMではない。

でも、せっかくの自由席なら、できることならステージ前のできるだけ近いところで見たかった。
だから、売り切れになっているFieldのチケットを探すことにした。

そして、キャンプチケットも完売していたので、そちらも譲ってくれる人を探すことになった。

2013年に使ったCash or Tradeを利用。(利用方法については、過去の記事に少しまとめてあります)

Fieldを3日分とキャンプチケット各1枚を探していることを投稿。過去のやりとりでだいぶ慣れてきたこともあり、もう"日本人で日本からPhishのショウに行くのだ"というのを全面的に書く。
完売しているチケットについては、当然いろんな人がそのチケットを探していて、同じオファーがたくさん出るわけで、言ってしまえばその複数のオファーの中から目立ってアクセスが増えてなんぼという世界。
日本人アピールについては賛否あるとは思うけれど、日本からPhishを見にくる珍しいファンということで興味や関心を持ってくれたら、私もそれはそれで嬉しいのです。
だいたいわざわざ日本人にチケットを譲ろうとしてくれる人というのは、ほとんどの人がかなり親切で好意的です。
最終的にチケットの譲渡をしなかったとしても、Phishについての会話をやりとりしているだけでも優しさが伝わってくる人ばかりです。

タイミングがよかったのか3件ほど立て続けにチケットを譲るという私信が来たが、残念なことにそれはすべてStandだった。
「毎年行ってるけど、StandでもFieldのエリアに入れるから大丈夫だよ」と皆一様に書いてある。
実際そうなんだと思う。

それは理解しているけれど、「まだ時間もあるし、もうしばらくFieldを探してみるからごめんなさい」とお断りをした。

他には「絶対にFieldをあきらめちゃだめよ。絶対に手に入るし、その価値のあるチケットだからね。私もいまStandしか持っていないけれど、必ずFieldを手に入れるわ」と励ましてくれる若い女の子からも私信がきた。
彼女とはこれをきっかけに、Facebookのメッセージで連絡をとるようになり、ものすごく仲良くなった。

1人、「エクストラがあるんだけど、FieldかStandかどっちのチケットか家に帰らないとわからないから確認する」という人から連絡がきた。チケットの種類の確認を待つことにして、併せてキャンプチケットもあるのか聞いてみた。
その返事がこないうちに、別の人から「キャンプチケットなら譲るよ」という連絡がきてしまった。
即決したいものの、先にこちらから質問してしまった人がペンディングになっているので、泣く泣く断る。

そして蓋を開けたら、Standチケットのうえ、キャンプチケットのエクストラはないという結果。残念だったけど、こういうことはよくある。タイミングと縁。まあしょうがない。
ただ、この人とは、この縁をきっかけにFacebookでもつながり、現地でも会えたし、わりと頻繁にメッセージのやりとりをしている。

アメリカとのやりとりは、時差の影響も大きい。こちらがこれから寝ようかなという時間帯に、現地では投稿のやりとりが活発になってくる。
だから夜更かししながら、その時間帯を狙ってポストしたりもした。

Cash or Trade のFacebookページがあることを知ったので、思い切ってそちらにも投稿した。
どうしてもFieldが欲しいことと、日本から行くこと、チケットがなくてもよかったら友達になってほしいことを書いた。

するとFacebookで私信がきて、「投稿を見た。Fieldを持っていたけれど、どうしてもDick'sに行けなくなってしまって譲る人を探していた。あなたは本当にPhishが好き?」という内容だった。
必死で知ってる限りの英語を駆使して、Phish愛を語った。
その結果、「あなたに譲るよ。CoTのサイトから連絡する」と言って、本当に同じ人がCoT経由でFieldのチケットを譲ってくれた。しかもPTBM。

まだ1ヶ月ほどあるけれど、2週間以内程度で配達される、国際便のなるべく安い送料を調べて、それで発送してほしいと伝えた。

チケット3枚と送料の合計で$260だった。チケットの定価がたしか$70くらいだったので、送料と合わせても本当に上乗せなしの良心価格。
「おまけをつけたら、実は送料が予定よりオーバーしちゃったけれど、それは私が負担したので大丈夫」と連絡がきた。本当に親切な人。
といっても、日本円に換算すると、やはり送料が高くつくなぁ。

さらに驚いたのは、Paypalの換算レート。購入時にも日本円が表示されていたとは思うのだけれど、あまにそこをチェックしていなかった。Paypalへの手数料ということになるんだろうけど、それでも高いな。

7/31に発送してくれて、日本には8/8に届いた。たしかに早かった。
リストバンドとステッカーが同封されていた。




キャンプチケットを$100で譲るという人が7/30に連絡をくれた。「それでOKだから、国際UPSの金額を計算して、合計の支払い金額を教えて。すぐに払う」と伝える。
「これから計算するけど、ベストを尽くすよ」と返信。
しかし、その後1週間ほど連絡がとれず。
ようやく連絡がきて「現地で手渡しなら送料がかからないから、現地で会おう」と言われた。
それで3泊5日の強行スケジュールのうえ、現地に着くもの開演ギリギリになるので、現地で約束するのは難しいと思う。送料は高くても負担するので、日本に送ってほしい」と伝えた。
忙しいのとサマーツアーに行ってるのとで、わりあいに悠長な人だった。コミットしてからどんどん日が過ぎていくので焦る。
それでもなんとか無事にやりとりは完了し、彼はUSPSの送料$45が一番安くて4日~6日で着くと連絡をくれた。
8/11に発送してくれて、8/15に届いた。

現地で会いたいと思っていたのだけれど、CoTのメッセージ以外での連絡先を交換できず、まあ現地でそこまで追わなくてもいいかと思って、結局この人とは会えず。

安いホテルなら泊まれそうな金額にはなってしまったけれど、実際に現地に行ってみて、キャンプサイトにして正解だったと思うのでした。


【チケット代】

ショウチケット 33,492円($260(PTBMチケット3日分+国際UPS)) 128.81円≒$1
キャンプサイト 18,684円($145(PTBMチケット$100+国際UPS$45)) 128.85円≒$1


2015年7月30日木曜日

2015/07/25 航空券手配

今回はユナイテッドのマイレージ特典フライトを利用するので、ユナイテッドのサイトから申し込み。

このサイト、数年前に見た時には、英文しかでてこないし、とにかく見づらくて、もし申し込みをするなら電話じゃないとできないなと思っていました。

しかし、久しぶりにアクセスしたところ、全頁日本語対応になっていて、しかもマイレージ特典のフライトがとても検索しやすいようになっていました。

格安航空券ではないので、キャンセルなどもあるのか、毎日チェックすると、毎日ヒットするフライトが若干変動します。ざっと見ながらあたりをつけておきます。

さて、ここで悩むのが旅行日程です。
ショウが9/4(金)~9/6(日)、キャンプサイトが利用できるのが9/4(金)12:00~9/7(月)12:00まで。

ショウの日以外に前後泊するとなると、ホテルの手配が必要になります。

さて、デンバー国際空港からDick’s Sporting Goods Parkまでの地図とにらめっこ。Booking.com
で空室のあるホテルを検索。
会場からわりと遠いところばかり。そうなるとレンタカーまで検討する必要がある。ホテル往復のためにレンタカーを借りて、さらにショウの間はただキャンプサイトの駐車場に置いておくというのは費用ばかりかかってもったいなさすぎる。

そもそも、ホテルとレンタカーは切り離せないし、少しでも滞在費を抑えるべく、滞在先をキャンプにしたので、やはりレンタカーなしの方向で考えるしかない。

同じショウに行く予定の日本の友達は何人か知っていたものの、この時期のタイミングでそこに便乗するのは申し訳ないのと、こちらもそれに合わせて旅行日程調整するのもかえってわずらわしいような気がして、今回はとにかく単独行動でも困らないように基本計画を練るということにした。

そこで、ホテルとレンタカーはやめて、キャンプサイトの使える期間の、金曜現地入り、月曜現地発という、超短期滞在3泊5日で決定。

行きは日本を4日の17:00に出て、ロスでトランジットをして14:30にデンバー入りする便しか選択肢がなく、それで決定。

帰りは、7日の12:00にデンバーを出て8日の午後に日本に着く直行便が取れた。

デンバー国際空港から会場までは、Google mapを使って調べたところ、路線バスを乗り継ぎ、徒歩と合わせて1時間程度で行けることがわかったので、その道のりをストリートビューも併せて何度も確認。
どんなに遅くなっても17:00までには会場に着けるだろうと試算した。

それから1週間後あたりだろうか。できれば行きの到着がもう少し早くできないものかと思い、また特典旅行を検索した。
すると日本の出発時間は同じ17:00だが、直行便で12:30にデンバーに着く便が空いていた。
変更手数料が$75ほどかかるが、それでもショウ当日に、2時間早く着くのはメリットが高いし、なにより直行便というのが良い。そこで変更手数料を払ってこの便に変更した。

マイレージ特典で航空券を手配しても、空港税や手数料はマイレージでは充当できないので、そちらはクレカでの支払が必要になります。最初が$49.8。ちなみにこれは変更した場合でも、2重に徴収されることはないので、差額のみ相殺されます。私の場合乗り継ぎ便から直行に変更したので、何かが少し安くなって$5.7返金されました。

世界最大の宿泊予約サイト、Booking.com

2015年7月17日金曜日

2015/07/17 旅に行くのを決意するまでのあれこれ

今年のはじめから、どうにもサマーツアーに行きたくて仕方がありませんでした。
その中でも、なぜかずっとコロラドのDick’s Sporting Goods Parkに行きたいなあと思っていました。
現実的な理由だと、同じ会場で3日間見られることと、9月に入って航空券も安くとりやすい時期ということなのですが、そういうことよりも、なんとなく直感です。

春にサマーツアーが発表されて、予想どおりにDick’s Sporting Goods Parkも9月に3日間の予定で決定していました。

といっても具体的に貯金をして準備してきたわけではなく、夢に近い妄想だったので、サマーチケットの手配はしませんでした。

今年は心情にいろんな変化があり、なんとなく気持ちがスコンと抜けたときに、ちょっと金銭的にも落ち着きました。

7月中旬、いよいよサマーツアーがスタートするなあという頃になってきて、猛烈にPhishのショウを見たくなってきました。
そして、ふと、思い出したことがありました。

年末年始にマイアミへ行くときに、長らく貯めているユナイテッドのマイレージ特典が使えるのではないかと思って調べたのです。しかし、マイアミはフライトの中でもかなり遠いので、マイアミまでの距離にはマイルが不足していました。
結局マイアミは、価格の安さをとってデルタ航空を使いました。(余談ですがデルタはマイルの期限がないので、この機会にデルタのマイレージ会員にもなりました)

「あれ、ユナイテッドのマイルって、もう少し距離の近い渡米先なら足りてるんじゃない?」

そして調べた結果、ビンゴ。コロラドまでならマイルが足りています。しかも9月のその時期のマイレージ特典航空券を検索したところ、ショウに合わせられそうな便の空席を発見。

仕事に関しても、8月のお盆休みはないし、9月はヒマな時期。
さらに、今回はたまたま本社の引越しがショウと同日程に行われる予定のため、その影響で実質私の働く支店でもその時期の業務がままならないということで、何の障害もなくまとまった休暇がとれる時期なのでした。

ただ、旦那のマイルは足りません。
ユナイテッドのマイルは、18ヶ月間動きがないと失効してしまいます。さすがに我が家は1年半ごとに海外旅行に行くペースではありません。
そのため、旦那も私も、最初にユナイテッドを使った時にマイレージプラス機能のついたクレジットカードを作り、それを利用してマイルの失効を防いでいます。クレジットカードの利用金額に応じてユナイテッドのマイルが貯まります。
私は、生活でクレカを使う時に、ほぼこのカードに寄せるようにしてきました。
旦那にもクレカを作ってすぐに、携帯の支払いや光熱費など毎月発生する費用のクレカ払いをすすめたものの拒否されたので、考えた結果、提携のETCカードを作りました。
1年半あれば1度くらいは高速を使うので、一応マイルは失効せずに更新されていきましたが、当然フライト以外のマイルはほとんど詰まれず、私のマイルとの差はずいぶんとひらいて今に至るというわけです。

マイルが足りなくても航空券が7万円弱というわりに安い時期なので、旦那も仕事が休めたら行くかなあと思いながら、旦那に相談してみました。

(ここからは犬も喰わないなんとやらです…)

私はPhishはタイミングが合えばそれぞれのタイミングで見に行くものと思っていたので、もし一人旅になってもいいやと思っていました。
旦那は、Phishは私たち夫婦にとって大事なもので、Phishのショウは必ず一緒に見るものだと思っていたようで、私が一人旅でもいいつもりで具体的に調べたことや、ひとりでマイレージを使うことに、怒りを通り越して、ショックを受けた様子。
長く夫婦として一緒に過ごしてきて、まさかここでこんな感覚の差がでるとは思いもしませんでした。

旦那の考え方もわかるし共感もします。でも、逆の立場だとしたら、旦那の好きなPhishなんだから、とにかく行っておいでと送り出します。

会話の中で、
「お前のマイレージにはオレも協力してやったのに」
と言われたのには、かちんときました。
たしかに、家で共有するものや、過去の旅行関連の大きな金額も私のカードで払っているので協力といえば協力だけど、旦那のマイルを残すためにクレカを手配して、それなのに「使うのヤダ」といわれ苦肉の策でETCでなんとか維持してきたし、すべて私が管理してきたというのに、何をいまさらって感じです。

マイルは人に譲ることもできるけれど、旦那と私のマイルの差が大きいので、私から旦那に一部譲って2人分を馴らすと、まだどこにも渡米できない量になります。
ユナイテッドからのマイル購入はべらぼうに高いので現実的ではありません。

夫婦それぞれの考え方や思いをじっくり話し合った結果、双方納得して、その結果、今回私は一人でコロラドへ行くことになりました。