2014年1月2日木曜日

2014/01/02 出発/Limo(リモ)のこととか

飛行機の出発予定がラガーディア空港を朝6:00発だった。

ラガーディア空港へは、地下鉄一本では行くことができないが、深夜にはバスは動いていない。
アパートから空港までの帰りの足をどうしようかと、日本を出発する直前まで悩んでいた。

宿泊先がホテルならば、受付に頼めば指定時間にタクシーを呼ぶことができるだろう。
しかし、レンタルアパートではそういうわけにはいかない。

一番簡単なのは現地で流しのタクシーを拾うことだった。ただ、1月2日の深夜に、アパートのあるユニオンスクエア付近で、流しのタクシーが拾えるのかどうかというのは、行ってみないことには全くわからない。
現地で、まったくタクシーがいないとか、予想外のことが起きた場合、対応できる自信がなかった。
いろいろと調べてみた結果、Limo(リモ)と呼ばれている、タクシーのようなサービスがあることを知った。
下記のリンク、全く同じケースの人。飛行機の時間も同じ(笑)

【参考】
Yahoo!知恵袋
緊急です!マンハッタンからラガーディア空港への早朝の交通手段について

■使った会社
Carmel Car & Limousine Service

事前に時間と場所を指定して予約ができるのが便利なところ。

何時に迎えに来てもらおうか悩む。行きのバス+電車で考えると約1時間。でも、ルート検索で調べると車なら20分程度らしい。深夜だから渋滞はないだろう。30分みておけば十分なはず。

早朝の空港はたいていお店は閉まっているし、あまり早く着いても仕方がない。
1時間前の5時に着けばいいんじゃないかと思った。まあ、不測の事態に備えて1時間早めても4時につけばいい。となると3:30に迎えに来てもらうのがベストだろう。

それを旦那に話したところ、「空港にいれば後は時間をつぶせばいいだけなんだから、心配だし、あと1時間早くてもいいだろう。」と言う。「どれだけ心配性なんだよ~」と思ったけれど、結局AM2:00になった。
日本にいるうちに、ネットで予約をすることにした。

使うエリア・日にち・時間・人数・荷物の数を入力して検索。
出発地点(迎えの車が着く場所)と目的地を選択。

出発地点には、webサイトのプルダウンでニューヨーク市内のホテル名の一覧が出たので、Union Square Hotelを選んだ。
たとえば、アパートの目の前など、任意の住所に指定すると、追加料金がかかるらしい。
目的地は空港名がプルダウンから選べる。

フライトの予定を入力。

困ったのが住所と電話番号。アメリカのものしか利用できないうえ、でたらめな入力もできない。
(※2014の秋時点では、日本のものが入力できるようになっていた。)
とりあえず、住所はアパートのものを利用。
現地では、iPhoneの通話を使わないつもり。
アパートに固定電話があるけれど、チェックアウトした後では、その番号宛てに電話をもらっても対応できない。
でも、電話番号を入力しないと申し込みができない。
結局アパートの電話番号を入力。
そしてコメント欄に、自分は日本人の旅行者で、これは滞在用レンタルアパートの番号だから、当日この番号に電話をもらっても受けられない。メールの確認はできるということを書いておいた。

支払方法は現金カードを現地で選ぶというのが選択できたのでそれにした。現金にするつもり。
ユニオンスクエアからラガーディア空港まで$34だった。

予約が完了すると登録したアドレスに確認メールが届く。

そして、一応iPhoneにアプリをインストールしておいた。

実は、出発地に指定したホテルの場所を勘違いしていた。
すでにニューヨークに来て3日目くらいに、滞在中に何度か地図を見ているときに、私がUnion Square Hotelだと思い込んでいた場所が、W New York - Union Squareという違うホテル名だと気づいたのだった。
それで慌ててUnion Square Hotelを検索したけれど、その名前のホテルがない。アプリの中で、ピックアップ場所になっている住所から探した結果、それはUnion Square innという名のホテルだった。リモのプルダウンに入っている名称が間違っているのだった。
確認してみると、そちらもアパートから10分もかからないところだったので、予約は変更せずにそのままにした。
あぶないあぶない。待ち合わせ時間に遅刻をすると、延滞料が発生する。
ましてや、そもそも場所が間違っていることに気づかなければ、リモに問い合わせたりして非常に面倒なことになっていたことだろう。

アパートのチェックアウト手続きというのは特にない。部屋を片付けて、部屋の鍵を室内に置き、外に出ればオートロックでドアの鍵がかかるのでそれでOK。
当たり前だけど、その後部屋に戻ることはできないので、忘れ物がないように入念にチェックしてから外に出た。1:45くらいだったかな。

広い通りに出ると、タクシーはたくさん走っていた。
私たちの荷物を見て、流しのタクシーのドライバーが「空港に行くなら乗せていくよ」と声をかけてきた車もあった。
治安は悪くもないけど、深夜で歩行者もほとんどいないし、女性一人だと大きな荷物を担いでこの時間にウロウロするのは、あまり安全ではなさそう。

結果的には、1月2日の深夜のユニオンスクエア付近なら、タクシーは問題なく拾えるということはわかった。

1:50にはUnion Square innの前に到着。それから5分も待たずにリモが到着。
ターバンを巻いた、顔立ちもちょっと怖いアラブ系みたいな運転手だった。
荷物をトランクに入れて出発。

英語が聞き取りにくい。
フライトの時間を聞かれたので6:00だと言うと、何度も確認されて、とても驚いて、「今2:00だぞ。早すぎるよ。いいのか?」と言われた。空港までどのくらいかかるか聞いたら15分で着くと言われた。

車は普通のセダンで、タクシーに乗っているのと変わらない。まあ快適。

本当に15分後には空港に着いてしまった。
ちなみに、リモの料金には一式込になっているので、予約内容どおりに時間や荷物や人数の変更がなければ何も追加料金が発生することない。
たしか説明書きだとチップも込だったと思う。ちょっと記憶あいまい。

でもチップも込で$40渡した。すると運転手が文句を言ってきた。足りないと言っている。
「チップは何パーセント欲しいの?」と聞くと、10%だという。
だから「料金は$34でしょ!」、と言い返したが、「全部で$45」だと言って譲らない。
なめられてるんだろうとは思った。
でも、英語力負けというより、この運転手の雰囲気が怖くて、そして早朝で頭も回らないし、何より言い合うのが面倒になってしまって、こちらが折れて$45で精算した。
なんとも気分の悪い幕引きとなった。

このことをリモに報告してクレームを言えば、運転手は特定されているし、運行内容も記録に残るから、対応はしてくれると思ったけれど、そこまでする気にもなれず。

【ちょっと余談】
帰国してから2ヵ月後の3月。突然リモから予約確認メールが届いた。
私が3/9の朝にニューアーク空港までリモを使うという内容になっている。出発地点は、私が年末に使ったアパートの住所だ。
いやいやいやいや。もうすっかり日本にいるし。旅行予定ないし。
放置しておいたら、利用日の直前メールも届いてしまった。
気持ち悪いので、私はオーダーしていないというメールを送信。
それに返信はなく、利用後のアンケートメールが届いた。
いやだから利用してないし。

推測するに、同じアパートを使った人が私と同じようにアパートの住所と電話番号でアカウントをつくり、その電話番号の一致からアカウントだけ取り違えたような感じ。

このあと、このCarmelのサイトに登録したアカウントを消そうと奮闘したができず。でも日本の住所が入力できるようになっていたので(以前はテンパって気づいていなかったのか、その後改定されたのかは不明)、日本での住所と電話番号に変更しておいた。



2:30に空港に着いてしまった。まばらに人はいたが、がらんとしている。
チェックインカウンターも、もちろん開いていない。
出発まで3時間半、絶対に空港到着時間早すぎだよなぁ…。
チェックインができないと、機内預けの荷物も持っていなくてはならないので、どこかでじっとしているしかない。

フードコートの軽食の売店が営業していたので、飲み物をオーダーしてフードコートの席にいることにした。
何もオーダーしないで、席で寝ていると売店の定員に起こされて、そのエリアの外に出るように言われる。何か1つでも注文していればOKみたい。この時間ガラガラなのだし、寛容に目をつむってあげればいいのになと思った。

時々席を立って空港内を散歩してウロウロしてみるけれど、小さい空港なので、すぐに端まで行けてしまう。
以前友達からいただいたロットTシャツのデザインの元ネタが、このお店のロゴだったと判明。



これの色違いを持っている。
参照元Phan Art


















5:00頃からチェックインが始まった。特に問題なくすんなりと終了。
リコンファームのメールがきていたけど、放置してたけど大丈夫だった。

機内に乗るときに搭乗口から外を見たら、雪が降っていて、すでに積もり始めていた。
数時間前にリモに乗るときには、まだ全く雪の気配はなかったのに。
この日ニューヨークには大雪の予報がでていた。フライトに影響がなくてよかった。


だんだんと夜が明けていく景色が美しかった。




予定時間どおりに、トランジットのワシントン・ダレス国際空港に到着。


大きな空港。乗り物に乗って国際線のターミナルに移動。






かなり歩いた。


2013のサマーツアーでは、ショウの最中の掛け声でWooが流行っていたなぁ。空港内の広告。


ターミナルを確認。
帰りもユナイテッド便を取っていたのだが、スターアライアンスの共同運航便でANAの便になっていた。
ちょうど搭乗カウンターに日本人のCAがいたので、座席を隣同士に変更できないかと聞いてみた。それはユナイテッドのCAでないとできないとのこと。
でも、「ただいまキャンペーン中でお一人$500追加で、ビジネスクラスへの変更はできますがいかがですか?」
お断りします…。

お腹が空いたのでFIVE GUYSで朝食。
ポテトが大量すぎて、袋の中にもあふれていた。


見た目はくしゃっとしていてイマイチだけど、味はけっこう美味しかった。チーズバーガーのチーズが大量だった。






搭乗口に戻ると、ユナイテッドのCAもいたので、座席を隣同士に変更したいと伝えた。
「しばらくそこで待っていて」と言われて、5分ほどしたら呼ばれて、席は隣同士に変更されていた。
帰りは旦那と隣。




旦那は洋食を選択。


和食があって嬉しかった。
隣が外国人の男性で、同じ食事を選んでいた。
へぇと思って見るともなく見ていると、蕎麦つゆの存在に気づいていなくて、食べ方もわからないようで、味のない固まった蕎麦をそのまま食べていたので、つゆの存在とそれを蕎麦にかけてから食べるのだと伝えた。わさびのことはわかるようで、説明したけど使わずに食べていた。
一応蕎麦つゆのパッケージには英語で説明が書いてあったけれど、つゆで食べるということを知らないと、こうしてつゆに気づかない外国人は他にもいそう。




私は蒸気でホッとアイマスクをして、保湿マスクをかけていたので、外からみたらミイラみたいになっていた。
見た目はヒドイけど、この組み合わせはかなりおススメ。


私はパスタ。


旦那はなんだっけ?マッシュポテトとミックスグリルとかそんな感じのやつ。






降りる頃に隣の男性と話すと、フィリピンの人だった。日本はトランジットで、そこから乗り換えてフィリピンに戻るそう。
なぜか写真を撮りますよと言って写真を撮ってくれた。成田空港到着の写真(笑)




空港でWi-Fiを返却。たしか所定の場所にある返却BOXに入れただけだった気がする。覚えてないくらいあっけない。

東京駅まで何で移動するか旦那と話していたら、あと5分で発車するバスがあったので、すぐに切符を買ってバスに乗った。安くてびっくり。
私は成田からバスで移動するのは初めて。
乗っていれば着くからラクでいいけど、途中渋滞もあって、予定時間よりは30分ほど遅れた。

東京駅では新幹線の改札のところに人がごった返していた。
この日の早朝に有楽町で大きな火災があり、お昼jまで新幹線がすべて運休していたそう。ダイヤは大幅に乱れていた。

現状がどうなっているのかわからないが、順次新幹線は入ってきているらしい。

みどりの窓口に行くと、一応指定席を発売していた。しかし、駅員さんもその便が何時にホームに入ってくるかは何とも言えないと言っていた。
念のため今買うことができる一番早い便の指定席を買った。

ホームに上がると、人は混雑していなかった。改札付近が混んでいたのは、私たちと同様、これから新幹線に乗ろうとする人が、現状がよく把握できずにたまってしまっていたという状態だったらしい。あるいは、予定より大幅に遅れて東京駅について、そこからの便を変更しなくてはならない人など。

ホームに着いてすぐに入ってきたのは17:56発のこだま。現在時刻は19:20。
指定席を買った便は20時頃の便。ということは、その便は単純計算でもあと1時間半はホームに入ってこない。



このこだまは空いていた。昼から運行再開していたのもあって、混雑のピークは過ぎた後だったみたい。
指定席分は無駄になるけれど、この便に乗車して帰宅。


大きなトラブルもなく、無事、2013Phish NYE ニューヨークツアー 終了。
幸せで楽しい旅だった。

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