2014年12月29日月曜日

2014/12/29 Miami 1日目(到着)

国内線は3時間くらい乗っていたのだと思うけれど、うとうとしたり外を見たりしていたら、すぐに着いた気がした。

21時台という時間帯がよかったのか、フロリダ上空を飛行しているときの夜景がすばらしく綺麗。
こんなに明かりがあるのかというくらいに煌めいていた。





American Airlines Arena(以降AAA)が上空から見られるのかなと期待していたのだけれど、たぶん空港の西側から滑走路に着陸したので、AAAの上は通過しなかった。

定刻に到着。
この時間の空港はとても空いている。お店はみんな閉まっていた。

さて、どうやってホテルに移動しようか。
ガイドブックに寄ると、タクシーとは別にシャトルバスというのがあるらしい。近くにいる人に聞くと、外に出ればいるよと言われた。
しかし、どれがそうなのかわからない。
(帰りはホテルから空港までシャトルを使って実物を見て理解できたけれど、行きのこの時点では、車の見た目も、どんな運行をしているのかもよくわからず)

空港の建物から外に出た途端、おお、夏だ!と感じた。
夜なので暑すぎることはなく、さわやかな夏の夜風というような、とても快適な気候。
3人で、早くタイツを脱いで軽装に着替えたいねと話す。

タクシーがたくさん待機していたので、タクシーにした。


ドライバーにホテルの名前を伝えたがすぐにはピンとこなかったようだけれど、Oがプリントアウトしたホテル情報を見せたらすぐに理解してくれた。


iPhoneのルート検索を見つつ、どこの道を通っているのか確認。
836を東へ。この道はビーチにもつながっている。

途中かなり長いスパンで夜間道路工事をしていて片側通行にしていたので渋滞した。

窓を開けているとさわやかな風が入ってきて気持ちよい。そしてヤシの木。11年前もこんな景色を見たんだなあと、思い出にふけりつつ、いま旅は始まったばかりだというワクワク感で、このタクシーに乗っている間、なんだか幸せな気持ちだった。

途中右手に体育館のような建物が見えて、Oに「あれがAAA?」と聞かれたのだけれど、まだそこまでは着いてないから違うねと話した。
後で調べたらそれは、Marlins Parkだった。この時期にはイチローの移籍は決まってないからね。わかっていればもう少し盛り上がっただろうけど。

タクシーが高速道路から一般道に降りると、ぞろぞろとたくさんの人が歩道を歩いている。
交差点で信号待ちをしつつ、
「近くで何かイベントがあったのかねぇ。ああ、そろそろAAA近いよ」と話しながら、歩いている人達を見ていた。
しばらく見ていて、今まさにAAAでマイアミ・ヒートの試合があって終わったところなのだと認識した。ヒートのTシャツを着て、応援グッズを手にした人だらけだった。

「この信号が青になって左手を見たらたぶんAAAが見えるはずだよ」と私。
青になった途端に、3人で左を確認。ライトアップされたAAAがそこにあった。


「あった!あれだー!」と興奮した途端、スクリーンにPHISHのメンバーが映し出された。
「うぉぉぉ!ヤバい!」ほんの一瞬だったのに、3人で盛り上がりまくった。

そこから3分ほど走ったらホテルにタクシーが到着した。途中渋滞したけど、たぶん空港からホテルまで20分まではかかっていないと思う。
提示額は$33くらいだったかな。予想より安かった。ドライバーがよかったのかも。
複数で乗るならタクシーでもそんなに高くない。

私たちよりも早い便で夕方にはマイアミに到着していたAGがホテルの前で出迎えてくれた。

ホテルの外観とロビーは、想像していたよりはきれいだった。

さてチェックイン。
Oは、ツインで同室のAGがチェックインを済ませているのでサクッと終わる。

私はというと、サクッと終わるかとおもいきや、ホテルスタッフが私のクレジットカードを見て悩む。
「このカード、精算に使っているものと違うカードなんだけど…」

え? 何言ってるのかな? どういうこと? 1...2...3... 
「あ!」
すっかり忘れていた、秋の精算時のゴタゴタ
そうだった、最終的に、これじゃないカードで精算されてたんだった。すっかり忘れていた。
そして、そっちのクレジットカードは今回の旅には持ってきていない。
そのことをフロントで説明して、「でも、すでにカードから代金は引き落としされて精算は終わっているはず」と話すと、「あなたを信用するよ」と言って、このカードでOKにしてくれた。

まさかの、"まだひっぱるか、このネタ…"という状態だった。

着替えたらご飯を食べに行こうと約束して、いったんそれぞれ部屋に入った。
私たちは2階で、彼らは3階だった。

部屋は、想定内の底辺ホテルだった(苦笑)。ホテル予約時に書いたけれど、屋根があって風雨をしのげて、寝るところと、そしてシャワーがあればいいかという、最低限の条件は満たされていた。

窓は触ると窓枠ごと外れるんじゃないかという雰囲気だった。エアコンがこんなのでちゃんと動くのかと心配したけれど、冷えすぎてこまるくらいよく効いた。


トイレも流れるし、シャワーも水圧が弱くて水とお湯が不定期に変動し続けるけれど、一応水かお湯はでてきた。
冷蔵庫もある。洗面台もある。テレビもちゃんと映った。
まあ、良くはないけど、ひどすぎることはない。



着替えて落ち着いたところで、4人で外出。

とりあえずAAAを見に行った。
2003年とはずいぶんと道路と建物の様子が変わっていた。前は開拓地みたいな雰囲気で、周辺も空き地が多かったりしたのだけれど、道路も拡張されて、高層ビルやホテルがたくさん立ち並ぶ地区になっていた。


AAAの目の前にあるフリーダムタワー。
後日気づいたのだけれど、ライトアップのカラーが、Phishのショウの期間だけ赤色になっていた。


さっきタクシーから見た、あの画面を写真に撮ろうと、その絵が出るまでじっと待つ。実は10分以上待った。それでも、この画面を見たら、これから4日もPhishを見られるんだと思ってワクワクした。




夕食を食べるのに、どの店に行くかは、日本にいる時から決めていた。
まあね、冗談も含めつつ、HOOTERSに直行。日本で旅の計画をしているときに、近くのショッピングモールにHOOTERSが入っているのを偶然発見したのだった。この時点で男性陣から熱烈なリクエストがあったので、もうここで決定となった。


HOOTERSのサイトでちょっと面白かったのは、働いているスタッフのコンテストがあるらしく、上位の人たちはもうモデルみたいな人ばかりなのだけれど、水着姿の紹介ページがあって、写真にマウスをのせると、HOOTERSのユニフォーム姿の写真に変わる。ふつう逆じゃない?!

このBAYSIDE MARKET PLACEは2003年に来た時にも、毎日お世話になった場所。以前来た時と印象は変わらない。前回はHOOTERSは入っていなかったけれどね(笑)


時間は23時頃。それでもけっこう店内は混雑していた。受付で名前を聞かれ、Mayuと言うが、Moeと書かれる。うーむ、自分の名前の発音が悪くて伝わらないのも切ない。自分で書いてと言われ、自分でスペルを書く。

すぐに名前を呼ばれて店内へ。おー、とってもスタイルのよい健康的で肌がパツパツピチピチの女性たちがたくさん。たしかにみんな美人だなー。顔も良いけど、スタイルがみんなよい。
でも、いやらしい感じはなくて、むしろスポーティーで健康的な体つきだった。
ただ、おっぱいはすごい。大きいというか、大きいお椀がくっついてるという感じ。女の私でもつい見てしまうわ。

ビールはけっこう種類があったけれど、前から飲みたかったSweet Waterがあったので、それにした。
1パイントでたしか$6くらい。


フードメニューはどれもビールに合うもので、とても美味しい。



ハンバーガーをオーダーしたときに、ポテトをつけるか聞かれて、お腹も空いてるし、つけてみたら、アホみたいな量のポテトがついてきた。このハンバーガーがとても美味しかった。


他の店舗はどうなのかわからないけれど、イメージしていた、大人の男性がちょっと喜ぶ系のバーというものではなく、家族そろって食事ができる、健康的でさわやかなお姉さんが接客するスポーツファミレスという雰囲気だった。
ビールも料理も値段が手ごろで美味しいし、トータル的にHOOTERSの評価はかなりよかった。


ちなみに、誕生日の人がいると、お姉さん全員集合でお祝いしてくれる。


お姉さんは、一緒に写真を撮りましょうというと、快く応じて素敵な笑顔で一緒に写真に収まってくれた。

オーダーストップになったので、お店を出た。

HOOTERSの真下にあるお店は屋外に作られたバーで、この時間でも営業していたのでそこに立ち寄った。

店名がmojito barというだけあって、いろんな種類のモヒートがメニューにあった。


全員クラッシックモヒートにした。サービス料かtaxが入ると1杯$11ほどになり、けっこう高級。
でも、丁寧に作ってあるモヒートで美味しかった。

何度も書いているけれど、夜風が心地よくて、こうして屋外でモヒートを飲むには最高。半袖のTシャツ1枚でちょうどよい。

店内にDJブースが設置されていて、時々店員がDJをしたり、コンガ?を演奏したりして楽しかった。



帰りは海沿い側を回って歩いてみた。



2003年の時には、あやしげな移動遊園地があったベイフロントパークを横切ってみた。
今回は大がかりなステージが組んであった。きっとカウントダウンに何かイベントをやるのだろう。


インターコンチネンタルホテルの壁。


私が先頭を歩いていたら、公園内を歩きすぎて、うっかりホテルより少し先まで行ってしまった。
でも、帰り道にセブンイレブンを発見できた。そこがホテルから一番近いセブンイレブンだったので、その後、ほぼ毎日利用することなった。

このドーナツにハマった。




 

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