2018年10月22日月曜日

2018/10/22 HamptonからNashvilleへ

たしか7:30に全員アラームをかけていたんじゃないかと思う。
Aはベニューへ行って、落し物があったかどうか確認すると言って出かけた。
これで見つかれば即出発だったが、残念ながら車のキーは届いていなかった。

Aがレンタカー会社に再び電話して、ようやくアメリカの事業所と連絡がとれた。
9:00過ぎには鍵屋が来てくれるということになった。
私たちはそこにいてもすることもないので、鍵のことはAにまかせて、Jと2人で散歩がてらコーヒータイム。
ハンプトンにいる間にこのターゲットにはとてもお世話になりました。
いい立地だった。
(写真撮影時刻で当時の時間を確認したかったのだが、なぜかタイムゾーンが不思議な設定になっていてめちゃめちゃな時間になっていた。推測するにおそらく正しい時間の13時間前になっている)

たぶん8:30頃。



9:30過ぎ頃かな、Aからメッセージがあり、鍵屋が到着してトランクを開けたけれどトランクには鍵がなかったので、引き続き合鍵を作る作業に入るとのこと。

私とJはホテルに戻ることにした。
部屋に着くと、新しくできたばかりの合鍵を持ったAが待っていた。
時間は10:00少し前。もともと10:00のチェックアウト予定だったからモーテルを追い出されることもなくばっちりなタイミング。

「リモコンつきのキーにできるって言われたからリモコンつけたよ。」とA。
「おお、いいね~」と私とJ。

ようやく安心して笑顔が戻ったA。
荷物もまとめてあるし、もう出発するだけだ。

Jが「今度はなくさないように、でかいキーホルダーつけておいたほうがいいぞ(笑)」とAに言うと、「そうだよねー、そうしよう。」と答えた。

「大きいキーホルダーといえば、チケットホルダー用の首にかけるネックホルダーがあるよ。あれにしよう。」とAが言ったので、「そうだね、それいいね。そうしなよ。」と、Jと私。

A「昨日ショウが終わってから、はずしてここにしまったんだよ。」と言いながら、ボストンバッグのサイドポケットのファスナーを開けて、ネックにかける紐の部分をするすると引き出した。
A「ほら、これ。」

と、私たちの前に差し出した、ネックホルダー、その先端には車のキーがぶらさがっていた。。。

A「あれ、え? え?」
片手には今完成した新品のリモコンつき合鍵、もう片方の手には、先端に車のキーがついたネックホルダーを持ち、その場に立ちすくむA。

Jと私 「えーーーーーっっっっっ!!!!!」

漫画かっ!と突っ込みたくなるくらいに見事なオチでした(笑)。
私はベッドに倒れこんでお腹が痛くなるくらい爆笑しました。

どうしてそんなことになったのかというと、Aの記憶は間違っていなくて、会場に行くときに使っていたバッグに車のキーは入っていて会場にも持っていっていた。
そしてショウが終わって、ネックホルダーを外してバッグしまってホテルへ戻り、部屋で荷物を整理するときに、ネックホルダーをそのバッグから出してボストンバッグに移し変えた際に、奇跡的に車のキーがネックホルダーにひっかかって一緒に移動してしまったのだった。
だから、ネックホルダーに車のキーを自分でくっつけたわけではなく、偶然金具の部分にうまい具合に鍵がひっかかり、外れないままになっていたというわけだった。

失くしたと思ったときに、ひととおり身の回りを探したわけだけれど、まさかネックホルダーの紐と一緒に移動してしまったなんて思わないから、捜索からももれて見落としていたようだ。

古いキーは返却する必要がないので、記念?!に手元に残すことにして、作った合鍵をネックホルダーにつけて、ホテルをチェックアウトしてナッシュビルに向けて出発。

合鍵作成に関する費用はすべてレンタカー会社ダラーの負担で、個人で持ち出しは発生しなかった。日本のサポート窓口もあってよかった。
また、Aがモバイルwi-fiではなく、携帯会社の海外で通話・パケフリーのプランにしていたので、料金を気にせず自分のスマホですぐに通話できたのはよかったなと思った。

10:00にホテルを出て、まずはスタンドで給油。その際、空気圧が下がっていることに気づいて、空気圧を充填。こんな機械があるのを知らなかったし、使うところも初めて見た。
だいたい、日本にいても空気圧気にしたことないわ。。。


空は快晴でドライブ日和。
私は昨日のなごりでまだ体調が思わしくなく倦怠感と頭痛もするので、後部座席にしてもらい前半はほとんど寝ていた。ピルのせいでやたら身体が暑くて冷房をつけてもらった。


雲がきれいでした。


トイレ休憩。


アメリカ限定ポケモンゲット。あわてて撮ったらこんなことになってた。
スクショの時間はあってる。13:23だね。



サブウェイで昼食。

雲を眺めているのがおもしろいので雲の写真が多い。



これは、影のところが鳥が羽ばたいているみたいだなと思って撮った。


トイレ休憩。16:00。
給油。
体調が回復したら運転を変わるつもりだったのだが、人の命を預かることだし、無理してもよくないということで、2人に甘えさせてもらって、私は運転しなかった。全部で9時間くらいの移動だから、本当は3人で3時間くらいずつでよかったのだけれどね。
昨晩あまり寝ていないのに長距離運転をしてくれた2人に感謝している。
一応運転手が変わるときに、交代で後部座席に座るようにしてそれぞれ仮眠はとったけれど。


20:30頃、ナッシュビルの宿に到着。
Aはレンタカーを空港に返しに行き、私とJでチェックイン。
ここは私がもともと1人で泊まるつもりで予約したAir B&B。料金換算が、1部屋いくらではなくて、1人につきいくらという人数換算方式。
Aと一緒に行くことにしたときに人数は2人に変更した。
その後Jが加わったときにどうしようかということになって、3人で相談した結果、2人で予約しておいて3人で泊まろうということにした。
オーナーに見つかったら、急遽1人増えたんだということでそのときに対応すればいいかと。

ここは変わったつくりで、建物のワンフロアに8室くらい部屋があるのだが、たぶん宿泊とかアパートというよりは、オフィス貸ししているような雰囲気だった。
オーナーはそのうちの1部屋に住んでいるらしい。ちょっとめんどくさい。

とりあえずチェックイン時は2人なので、そのまますんなり入室。同じフロアに3部屋あり、一部屋には若い男性が滞在していて、もう一部屋は空室らしかった。
共有スペースにはデスクが1つ、そしてバスルーム。
私たちの部屋は室内に簡易キッチンがあって二段ベッドがある。




30分ほどしてAが戻ってきた。入り口まで迎えにいき状況を説明。Aが存在しないことになってるわけで、ここに3泊しているあいだじゅう、Aはオーナーと鉢合わせしないようにコソコソと過ごした。

この部屋は窓が開かないのがつらかった。ベッドも死んだようなマットで寝心地は全然よくなかった。私が上段を使って、2人が下段を使った。
でも、部屋にキッチンとレンジと冷蔵庫があるのはとても便利だった。
そしてハンプトンのモーテルにはテーブルすらなくてベッド上に広げて食事状態だったのが、椅子とテーブルがあるだけでもかなり過ごしやすかった。
あとは会場にかなり近いという立地がよかった。立地と価格で決めた宿なのだ。
ナッシュビルは観光地なのでホテル相場はそこそこ高い。そして、会場が繁華街から外れたところにあるので、街中のホテルは少し会場から遠いのだ。

3人とも空腹だったので、夕飯を食べに外出。
とても賑やかな町を想像していたのだが、驚くくらいに静かな町だった。
21:00はそんなに遅くないと思うのだけれど、明かりの消えた店が多く、バーでもほとんど営業していなかった。







スマホで検索すると、近くにコンビニはなく、この時間に営業していそうな飲食店は、ハードロックカフェとフーターズしかなかった。どちらも10:30にはオーダーストップになっていたので、このどちらかに決めたほうがよさそうだった。
ハードロックカフェは観光地価格だろうということで、フーターズに決定。

長距離ドライブから開放された2人はやっとリラックスした顔をみせた。
私も体調が回復して、しっかりした食事をとれてよかった。
 アメリカって、このナイフを突き刺してもってくるパターンが多いのだけど、この見た目はちょっと怖い。


私のイクラ丼事件からAのロストキー、そして9時間の陸路移動と、ずいぶんといろんなことがあった長い1日だった気がした。

0 件のコメント:

コメントを投稿