2015年9月30日水曜日

2015/09/30 チケット手配

ひとしきりRIVIERA MAYA祭りが終わったところで、例年よりやや早く9月中旬に年越しのショウが発表された。コロラドから帰国して1週間後くらい。
場所はニューヨークMSG。


旦那はこのショウに行くと言う。私はコロラドに行ったばかりで予算ぐりも厳しいので今回はパス。
旦那は熱心に友達を誘っていた。

チケットはGAオンリーにしないで、4日分を各1枚でオーダー。
このオーダーのために、ユナイテッドのマイル維持用に作った旦那名義のJCBのクレカを使うつもりだったのだが、JCBはそのサイトでは利用不可だった。このJCBカードにはVISAやMasterも付帯できないので、わりに使用用途が限られている。

このことで、旦那が海外どこでも使えそうなVISA付クレカを持っていないことが判明。チケットのエントリーは私のクレカを使うことにして、急きょ旦那用のクレカを作らなくてはならなくなった。
旦那はクレカが好きではないので、たぶん現地の買い物では使わないのだが、エアチケットの手配や宿の手配、ESTA更新など、いろいろ旅の買い物は事前に発生するわけだし、やっぱり汎用性の高いカードはこの機会に作っておいた方がいい。ということでクレカの申し込み手続き。


ショウのチケットは、他に友達3人にお願いした。
結果、全滅。信じられない。1日もとれないなんて。


以降私の苦悩が始まりました。。。旦那はネットを使いこなせないので、基本的には自力でチケットを手配することができません(自分でやれと見放したら、たぶんショウに行くこと自体を断念すると思う)。
私は一人でコロラドに行ってきた分の借りがあるので、旦那のショウチケットを探すことにしました。


全滅が判明したと同時にCoT(CoTについては2013NYEの記事内にまとめてありますので興味のある方はそちらをご覧ください)のサイトに全日程2枚ずつ探していると投稿。
すると、わりと早くメッセージが来た。12/30 2枚を譲ってくれるという。そんなに良い場所ではないけれど、このタイミングのチケットはPTBMなのが嬉しい。1日ずつコツコツ集めるしかないのでこれを購入。
Dick'sで知り合ったSがアメリカでの受取先になってくれることになった。

他に数人の友達に連絡をとってエクストラを持っていないか確認するも、今回は取れなかった人が多いようだった。
トレードでCoTに投稿している人にもダメ元で何件か連絡してみるもことごとく断られる。

このあと、CIDのホテルとチケットのパッケージセットが発売されたので、それにチャレンジするも玉砕。

時差の関係で、23:00あたりから3:00くらいまでがメインでアメリカとのやりとりになる。
メッセージとか、CoTの投稿やチェックも。投稿は新規投稿が入ると、どんどん下に下がってしまうので、時間を見計らって毎日投稿を入れ直していた。


そしてチケマスの日。
旦那が一緒に行こうと誘っていた友達に連絡をとって、チケマスの協力を頼んだところ
「チケマスだめだったら今回行くのやめます」
と返信がきた。

この一文にブチキレた。

じゃあ、オフィシャル全滅した時点でとっととあきらめてくれ。
全滅していたのを、この数日の間に1日分確保したんだよ。私が行くわけでもないのに、私の時間を削って労力を使って、英語も頑張って。ほぼ寝ていなかった。

もしも、チケマスでとれたとしても、この時点でそれで全日程揃わないことはわかっているから、その後だってチケットをそろえるために何かしなきゃならない。

なんなの、その言い方。
たしかに私はその友達に「チケット取ってください」と頼まれていたわけではないけれど、旦那と一緒に行く予定だったから、当然2枚セットで買うように動いていたし、2人のためになんとか定価でそろえるべく頑張った。

「頼んでないし勝手にやってた」と言われたらそれまでだけれど、そもそもショウのチケットをどうにかして自力で取るつもりがないのなら、オフィシャルチケットが外れたら、もう行くのあきらめた方がいいです。個人的には本当にそう思います。
そこで諦められる程度の心づもりなんだから。
オフィシャルのチケット当たったら、その時は行くってことでいいんじゃない。

上にブチキレたと書いたものの、とくに友達を責めるということではないです。
ただ、その程度の心づもりだったのなら、エントリーの時点でそう言ってくれればよかったのにというだけです。
ショウに行くかどうかの温度差があったのだなあということと、自分自身はチケットをそろえるための労力は使いたくないのだなというのがわかったので、それならそれでよいですよっていうことでした。
私がそのあたりを勝手に誤解していたので、簡単に一言であっさり行くのやめると言われてしまったことにガッカリしたというだけでした。

この時に、今後は、いままでにチケットのやりとりでお世話になった人や、申し込みを手伝ってもらった人、自力で取る苦労を知っている人とは、お互いに協力し合うしチケット手配の労力は惜しまずやるけれど、最初から自力でとるつもりが全くなく、まるごと人任せな人とは、一緒に手配したり、その後のチケット手配を代行するのはやめようと思いました。

チケットマスターの結果、アメリカの友達が1/2を2枚とってくれた。

で、上の経緯で友達は行かないことになったので、1枚は浮いてしまった。友達が1人行くのをキャンセルしたことを伝えると、その1枚はなんとか譲れそうな友達がいるというので、折角2枚取ってもらったのだけれど、こちらは1枚だけ買わせてもらった。

最初に買った、12/30も1枚余ってしまうことになった。
すでに支払済みだったので、一人行けなくなった事情を伝えて、申し訳ないけれど転売する形になるが、1枚を私がCoT上で販売してもいいかと尋ねると、大丈夫だと言ってくれた。
欲しいという人が現れて買った価格と同額で譲ることができた。
そして、最初に2枚を私に売ってくれた人が、1枚ずつそれぞれの送付先に直送してくれることになった。とても親切な人で本当にありがたかった。


残りは2日はハードルが高い12/31と1/1だった。
2013年のMSG、2014年のマイアミと比べると、今回は本当にチケットが全然出回らなくて、探している人だらけだった。

Facebookのチケット譲渡サイトも使ったけれど、私が「GAwestを探している」と書いたことと、日本人だというだけで「こいつは詐欺だ。」とか「イルカを食べるようなやつらだろ」みたいなことを書かれて、なかなか精神的にもまいってしまった。
Dick'sでお世話になってすっかり仲良くなったSが、一生懸命間に入って、私をかばう投稿をしてくれて、Sにもイヤな思いをさせてしまった。

Phishのチケットトレードサイトだし、Facebookだから投稿者がわかるにもかかわらず、そういうタチの悪い人もメンバーにいるということだ。
もちろん、ほとんどの人が親切で優しい人で、私と面識がないアメリカ人でも、そうした暴言を吐く相手に「お前は荒らしだからここから消えろ。彼女の投稿は正しい」と私をかばって書いてくれる人も何人もいた。これが自分のためのチケットなら、もうちょっと気も張っていられるのだけれど、私が行くわけではないから、投稿する文章の熱意も中途半端になってしまう。私自身が投稿しつつもモヤッとしてい状態ではあった。

例年では、12月に入るとチケットマスターのサイトにもぽつぽつと売り手の投稿が載ってきて、それがずっと余っていたりするのだが、今回は全く売り手がでなかった。

私が何度もFBやCoTに投稿しているのを見ていたL(Dick'sでも登場)が
「このタイミングで自分の手持ちチケットがなくトレードができないのなら、CoTでもチケットを手に入れるのはもう難しいよ。諦めてStubhubを使う方がいいよ」
と私信で助言をくれた。

旦那と相談して1/1のチケットはStubhubで買うことにした。ここはチケット転売サイトなのだが、価格は売り手が決めてよいので、人気のあるチケットは当然高額になる。
憎きStubhubというとらえ方が強いものの、値段さえ納得すれば、欲しい日程のチケットがそこで売られているわけで、今回の旦那のようにオフィシャルでもチケマスでもチケットが手に入らなかった人や、もっとグレードのよい席のチケットが欲しいという人にとっては、有り難いサイトでもある。
ちなみに手数料は、販売価格の2割が乗っかるっぽい。

私が自分でアカウントを作って購入しようとしたのだが、何度やっても途中でエラーになってしまって買えない(その場では落ち着いて原因究明はできなかったから今も原因はよくわからない)。
Sに相談すると、アカウントを持っているからと、代理で取ってくれることになった。何から何までSにお世話になりっぱなし。
結局、購入はできたのだが、チケット到着予定日が12/29だという。旦那の滞在先が決まっていたので、その住所でいいよと伝えた。
でも、Sが念のためということで自分が受け取ることにしたのだが、Sは12/20からボストンに行き、12/25にはNYに移り、ショウの間は友達とマンハッタンのホテルに泊まることになっていた。それで、チケットをどこに送るかということなり、結局マンハッタンから1時間かかるというNYの親戚の家宛てで発送し、それを本人が取りに行ってくれることになった。

これについては、結果論だが、旦那の滞在先に送る方がよかったのだろうと思う。
このNYでは私は現地に行かないというのに、Sはあらゆる面で私達夫婦をサポートしてくれて、言葉にできないくらい感謝している。

12/31のチケットは、もう現地で探すしかないかなとあきらめかけた12/22頃にCoTで譲ってくれる人が現れた。
ただし2枚セットで買ってほしいという。そういえば、知り合いもつい最近まで12/31を探していたなと思い、その人に連絡をとった結果、1枚買ってくれるというので、取引確定。その人には、旦那が会場で渡すことにした。
チケットの座席はステージ裏の一番上という、いわゆる天井席だけれど、12/31に会場に入れるだけでもう十分ありがたかった。PTBMだというので、どうして行かないのかと聞くと、急きょ年越しは台湾に行くことになったということだった。2000年のJapan tourを見に来ていたという人で、やりとりもスムーズだし私信での会話も楽しかった。チケットは旦那の滞在先に送ってもらうことにした。


おまけ
12月30日に旦那がアメリカ在住の日本人友達と合流したのだけれど、彼女は現地でチケットを買うつもりなので持っていなかった。
その時間、私の方は12/31の日本の早朝で、出雲市のホテルにいた。
その旦那と友達のやりとりをLINEで見ながらホテルのPCでCoTを確認したところ、ちょうど現地手渡しで1枚売る投稿がアップされたので、それを購入することになった。
販売者に、旦那と現地で電話でやりとりできないことを伝え、私がテキストをチャット状態で送りつつ、販売者と旦那が現地で会えるようにそれぞれを誘導し、なんとか会場前で落ち合って、チケット譲渡ができた。

10月から3ヶ月間年末ぎりぎりまで、ずーっとチケット問題でストレスを抱えていた。
あんまり思い出したくない出来事。。。

6 件のコメント:

  1. こんにちわ はじめまして
    今年のDICK'Sのフィールドをなんとか手に入れたいと色々手をつくして心が折れかけた所でしたのでとても参考にさせて頂いてます
    以前違うショウでStubhubで買おうとした所、同じようなエラーが出ましたので日本からは買えないのでは?と思っていたのでしたが、買えるのですね・・・
    MSGと比べるとハードルが低そうなDICK'Sですのでもう少し頑張ってみます

    返信削除
    返信
    1. けいさん
      こんにちは。こんなマイナーなブログにたどり着いていただきましてありがとうございます。

      Dick'sはものすごーくよかったです。別記事のとおり私も去年の7月からチケットを探しはじめましたがFB+CoTでフィールドゲットできました。

      Dick'sは時期が先なこともあり、予定していた人が行けなくなるパターンもまあまあ発生し、7月後半や8月に入ってからフィールドがひょっこり出ることもあります。

      あと例年8月中旬に追加発売がでると友達が言っていましたが、去年はその発売がありませんでした。

      ちなみに、スタンドを譲ってくれる人はCoTではけっこういて、みんな「これでもフィールド入れるよ」と言っていました。
      でも、私はやっぱりフィールドを何としてでも手にいれていった方がよいと思います。Stubhubの価格変動を見守りつつ、CoTチェックしておくとよいですよ。

      ちなみにCoTのゴールドにすれば、Sell投稿があった瞬間から見られます。通知機能はわかりませんが、Twitterに投稿されるのでTwitterをお使いでしたらそこでチェックするとよいです。朝2:00-4:00頃に売りが出るのが多いです。ISO投稿もこまめに書いて日本人アピールなどしてみると、売り手がでるかもしれません。
      つい最近アメリカ人の友達が今年のサマーツアー西海岸分全部キャンセルしてチケットまとめてCoTで売ったので、そういう人もいるということです。タイミングですね。

      去年の感覚からいくとDick'sについては7月以降や8月にもおそらく売りが出るので、Stubhubを気にしながらも、もうしばらくじっくり探す手もあります。
      個人的には使えるSNSはすべて使って、なりふりかまわずというくらいにやってみてもいいと思いますよ。親切なファンはたくさんいます。

      今回のSummer tourチケット、日本人の友達2人が日本から使って購入しているのでエラーがでないで使えるようです。PCを変えたり、スマホからやってみたりと試してみるとよいかもしれないです。

      フィールドをゲットできるように祈っています。心が折れるのもわかります(笑)どうかがんばってくださいね。
      私が体験したことであればシェアしますので、また疑問などありましたらお気軽にコメント入れてくださいね。

      削除
    2. とても細かい返信ありがとうございます。
      もうとても細かく見させて頂いてます
      Cash or Tradeというサイトも自力では絶対見つけらんなかったですから・・・というか早く知っていればあのショウもこのショウも見れたー!と悶々としてしまいます(笑)

      まだ焦らず待とうと思います!

      削除
    3. Stubhubは待機として、他は待たずに自分からどんどん動いてくださいねー(笑)。
      もし、FaceBook(以下FB)も使っているのなら、FB内で検索してPhishとつくコミュニティにかたっぱしから参加したり、とにかくチケット探しているアピールを周囲にしておくと、周りも気にしていてくれます。
      FBの中にCoTのコミュもあり、CoTの投稿が連動できるようになっていたりもします。

      誰がどこでつながっているかわからないので、「いま探している」ということをFBを使ったり、CoTも使ってアピールしておくのは大事。
      ひょんなことから意外なところから連絡がきたりするのでぜひぜひ。

      CoTももし投稿に悩んでいるくらいなら1日でも早く実際に触って使って見るのがよいです。

      早く知らなくても今知ったからよかったじゃないですか。
      今活動しているバンドを、今生で見られるのはとても幸せなことです。
      今知ったのもそういうタイミングなんですよ。きっと。

      過去の音源はいくらでもあるので、この先もいつでも聞けます。もちろん体験できたならそれは嬉しいけれど、すでに9月に体験できるのなら、そこに向けてワクワクした方がよいですよ。
      リアルタイムで演奏されていく、その現場にいられることは最高です。

      今バンドが復活活動していて、本当によかったですね。

      削除
  2. けいです

    無事COTで取れました・・・感謝感謝
    レールの取り方も参考にさせていただきます!
    ただ、並ぶ場所って毎回違うんですね・・・

    返信削除
    返信
    1. おめでとうございます!よかったですねー。
      レールはルールも毎回違うので、同じ会場だから同じとは限らないです。自分で行って確かめてください。
      朝5:00頃頑張って行ってみたら、ほぼ徹夜してる猛者たちがすでにどこかにいると思いますよ(笑)
      レールは仲間意識が強く、入りにくいかもしれないです。でも朝並んでいる最中と、中に入ってからショウまでの間にしっかり周囲の人に挨拶をして名乗って仲良くなれば、とても貴重な体験ができます。努力をする価値のある場所です。
      国籍や言語の違いはどーでもよくて、そこにいてお互いphish好きなのだから、話す勇気だけあればすぐ友達になれますよ。
      私も行きたかった〜。couch tourで楽しみます。
      けいさんも全力で楽しんできてくださいね。YEM!

      削除