2016年7月20日水曜日

2016/07/20 ジョギング

1日くらいはサンフランシスコでもジョギングしようと思っていたので、この日はシャワーの後ジョギングすることにした。着替えたところでIが仕事から戻ってきた。
今日はあとの仕事は家でもできるという。写真関係の仕事らしいのだけど、勤務形態はわりとフルフレックスに近いらしい。
私はウェストポーチを持参するのを忘れていて、Iに何かバッグを貸してほしいとお願いしたら、ずいぶん長く使ってないけどウェストポーチはこれしかないけどと言いながら皮のポーチを貸してくれた。
パスポートと多少の現金とバッテリーは持って走りたかったので助かった。

Iに今夜は一緒に2階で観ようと誘われたのだけれど、私はそれを断って今日も1階で観ることにした。Iは私と一緒にショウを観られないことを残念がったけれど、Iもこだわりがあってどうしても2階で観たいというので双方ともそこは譲らずということで。
お互いそのこだわりがわかるので、残念だけどそれぞれで楽しもうということになった。終わったあとでまた昨日と同様外で待ち合わせることになった。

10:00を回った頃に出発。もっと早く出るつもりが、自分だけのスケジュール管理なのでわりとルーズになる。それもまた一人旅のいい面でもある。誰かを待たせたり、何かの時間に縛られていないのは気楽だ。


桃安いっ!

テニスコートを使って、小学生くらいの子供たちがスケボーの練習をしていた。日本でもやればいいのにね。

事前にざっと地図を見ておいて、まずBAKER BEACHを目指した。
住宅街の真ん中で道が行き止まりになっていると思ったら、海岸に抜ける遊歩道があった。

このビーチからだと、ゴールデンゲートブリッジの全景がよく見えるとガイドブックかどこかのサイトにあったので、車ではなくジョギングでここへ行く醍醐味だと思ってビーチから行った。でも私が使った遊歩道からではなく、もっと近いところに駐車場があるので、一般的には車をそこに停めて訪れる。

曇天だし霧もでているので微妙な眺めだった。


せっかく来たので砂浜まで降りてみた。うーん、もっと天気がよければビューポイントとしてよいのかもしれないけれど、期待していたほどではなかったな。

ここから、Google mapではわからない試練が続きます。
サンフランシスコ名物の坂地獄。

ちょっと急な坂、ではなく、なにこれまったく走れないですごめんなさい、というすさまじい坂。しかもずっと。
登山だ。。。。と思いながらてくてくと歩いて登った。


 途中に展望台があった。


パノラマって撮ってみた。わかりづらいけど右端がゴールデンゲートブリッジ。

ここからさらに上ったところに、廃墟みたいな建物があって、そこから橋が見えるようなので中に入った。
途中、マンホールの側面についているような鉄の梯子を上る箇所もあって、そこに観光に来ている人でも上まで上がらない人も多かった。
一番上まででると見晴もよく、橋もよく見えた。霧だけど。


私のあとに上がってきた人がいたので写真をお願いしたら、いろんなタイプでたくさん撮ってくれた(笑)本人が良いカメラを持っていたから写真好きな人なのだと思う。
ゴールデンゲートブリッジに着いてるけど、いわゆる観光地のポイントがわからず。
なぜか橋の下をくぐる。


その先が分岐していて自転車と歩行者用の坂道があり、そこを上ったら、観光客が集まるスポットになっていた。ツアーバスやマイカーで訪れるとここの駐車場に停めて、私が来たのとは反対側からこのスポットに上ってくるようになっていた。

ここでそういえばとポケモンGOの事を思い出して起動してみたら、ポケストップだらけだった。
ああそうか。こういう観光地に密集してるのね、と知る。
しかしまだこの頃は、自分の移動距離とタマゴ孵化が連動しているとかまでは考えていなかったんだよな~ああもったいない。ゲームやらない人にはなんのこっちゃという話。




駐車場の方へ向かうとカフェがあった。ものすごく疲れていて休憩したかったのだけれど、坂道でわりと時間も使ってしまって、帰路についてしばらく思案。ここからバスに乗るか、自力で走れるだけ走ってバスを拾うか。
地図とにらめっこの結果、走って13:00帰宅を目指すことにした。

ちなみに今(2017年6月)にPCのGoogle mapで見ると、道中の高低差が表示されるようになってました。

で、まあこの選択は失敗といえば失敗。
帰りはほとんどトレイルロード。
意図せずトレイルランをするはめになった。ひたすら下ると予想していたけれどそうでもなくて、かなり高低差のある山道をひたすらすすむ。走ったり歩いたり。
時々ポケモン起動して気分転換したり。蛇行した道で方向がつかみにくいので分岐の旅にGoogleで確認。
すぐ目の前で見た鳥。大きかった。




山道の途中で、私の横を観光用のシャトルバスが通り過ぎた。
私を過ぎてすぐにそのバスが急停止。どうしたのかと立ち止まって振り返ると、運転席の兄さんが「ヘイ」と私に声をかけた。
え、私?と思ってその人の方を向くと、彼はバスから身を乗り出して「Your BIG RED Tshirt is so great!!! Have a good day!」(正確な記憶じゃないけどほぼこんな内容)を言い残して、手を振ってバスを発車させた。
何か返事をしようと思った時にはもうバスは見えなくなっていた。
予想外の出来事すぎて、何も対応できず。。。

それにしても嬉しい出来事だった。乗客がびっしり乗ったシャトルバス(たぶんゴールデンゲートブリッジへ行くお客さん)の運転中に、通りすがりのランナーのTシャツをほめるために、車を停めて声をかけてくれるなんて、そういうの最高じゃないか。
バスから見て、このTシャツでPhishだと即理解するのって、なかなか濃いファン。西海岸でそういう人と出会えるのは嬉しいよ。
あらためて、The GorgeでこのTシャツをその場で脱いで私に売ってくれたお兄さんありがとう!と感謝した。今思うと着てるものを脱がせるなんて追剥ぎ(笑)。


結局フラフラになりつつ、帰宅できたのは13:00過ぎくらい。
で、シャワーの前にコインランドリーへ行き洗濯。シャワーを浴びてすぐ、そのまま再びコインランドリーへ行き、乾燥機に移した。ドライヤーをかけてメイクを終えて乾いた衣類を撤収。翌朝出発なので、ある程度荷物をまとめる。あとは明日やればいいから、無理にバッグにつめなくてもいいやと、バッグのファスナーはしめずに、開けたバッグの上に衣類などを重ねて置き、いつものように椅子の上にそのバッグを置いた。

会場の近くにでてきたのは15:00をまわっていた。
会場からわりに近い建物でPhanartのイベントがあるらしいので、そこへ立ち寄ることにした。

その前に腹ごしらえ。ビールをゴクゴク飲みたいし、甘いものも食べたかったのでヘンな組み合わせ。ここがなかなか良い感じのお店で、パンケーキの味もおいしくて非常に満足。


このあと、展示会場のMEZZANINEを探す。最初通りの反対側から目指してしまい遠回りにぐるっと一周して表側へ。しかしまったく開催している気配がない。ドアホンがあったので聞いてみたら、「そのイベントはもう開催終了して、今日はヨガクラスになっている」と言われた。
あらら、そうだったのか。下調べが中途半端だった。ショウの間じゅう開催していると思い込んでいた。で会場の外に貼ってあるチラシをよく見たら今夜のアフターパーティーの会場にはなっていた。

さて急いで会場に戻る。足を調べたら、電車よりも路面電車のアクセスがよかったので乗ってみた。これはこれで楽しい。

会場の裏側に着いた。裏側にはこんな看板があった。

勘違いして無駄足を踏んだと思ったけれど、パンケーキがおいしくて路面電車に乗って反対側の看板が見られたのでオールOK。
マイペース旅の良いところ。

入場待ちの列も、このエリアの柵が閉じられるぎりぎりセーフで中に入った。

このタイミングで日本人友達Aから連絡があった。この会場のPhishに来ているのは知ってたけれど、まだ1度も会えていない。
私がもうこの柵から外へは出られないので、こちらに来てもらった。
柵を挟んで話していたら、セキュリティが何度もAに「柵から離れろ」と注意しにきたので、ほんの数分顔を合わせただけになってしまった。
私が直接会えていないSからワッペンを受け取ってくれていた。
Sとは会ったことがないのだけれど、以前Dick'sの後にFBでやりとりしていて、Dick'sのワッペンを今度送ると言ってくれていた。そのままになっていたし、私が催促するものでもなかったのでもう忘れているだろうと思っていたのだが、しっかり覚えていてくれた。
仲介してくれたAにも感謝。AとPhishの会場で会うのは2003年のマイアミ以来だわ。




そうこうしているうちにBGCA3日間の最終日開場。


0 件のコメント:

コメントを投稿