2016年7月18日月曜日

2016/07/18 昼間のこと ヘイト・アシュベリー観光

たしか9:00頃に起きたと思う。
部屋には誰もいなかった。少し荷物を整理して、身支度を整えた。
最寄りのバス停まで散歩。
こういう車ってこの時以外全然見なかった。




バスに乗車。運転手さんはかなりの暴走で、思っていたより早く目的地に着いた。

このトロリーバスって、天井からアンテナみたいなのが出ていてそれが空中に網羅された電線とつながっている。スピードをあげたままカーブに突っ込むと車体が外にあおられるようになるので、この電線みたいなのが外れてしまわないのか心配になる。
でも渋滞の中はもちろん、サンフランシスコの町中をこのバスが走り回っていて、それぞれがこの電線みたいなのでつながっていて、個人的にはとても不思議な景色。不便そうに見えるけど、そうでもないのかな。


まずは会場の様子を見に行った。

今回の会場、Bill Graham Civic Auditorium通称BGCAに来たのは2002年の年末にSCIのショウを見に来て以来。このあたりは大きな公共の建物ばかりなので、当時と風景は全然変わらなかった。ああこんなんだったなあと思い出した。

 

BGCAは3日間とも全席自由席。小さい会場なのでどこで見てもわりに近い。前回2階席からSCIを見たのだが、2階の席数はほんとおまけ程度にあるくらい。これはこれで2階も人気がある。
そんなわけで、会場には先着順に入場できるので、すでにレールを狙う入場待ちの列ができていた。
この写真を撮影したのが10:50。20人ちょっといたかな。
18:00開場なのでだいぶ先は長い。レール取りというのは、簡単なものではないです。

これまでのショウで何人かレールの人たちと友達になっていたので挨拶しにいった。
「今から並ぶの?」と聞かれたのだけど、「14年ぶりにサンフランシスコに来たので観光をしてくるよ。明日Water wheelのチケットを取ってあるから明日ね」と話した。
観光を楽しんでおいでと送り出された。

とてもお腹が空いていた。
日本から来ている友達がこのあたりのホテルなので朝ごはんに誘ってみた。ひとりは今ちょうど朝ごはんを食べてきてしまったということだった。
別の友達に連絡すると、今起きたばかりだけどごはん食べたいから一緒に行こうということになった。

友達Mのホテルの前に着いたところで、ちょうどMが身支度を整えて出てきた。
私はヘイトを見に行きたかったので提案するとそれに付き合ってくれることになった。
歩きでそちらを目指して、大変になったらバスに乗ろうということにした。
歩いてみたら、いわゆる目抜き通りまでは、ずいぶんと距離があり坂もあった。
でも見て歩くのは楽しい。



2人でバテてきたところにようやくカフェがあったので入店。

Cafe International





ペストリーやケーキもたくさんあって迷ったけれど、ベーグルにした。これがおいしいしボリュームもあって大正解だった。


Mは日本では服飾店を経営しているので、買い物といっても自分の私物よりも買い付けに近い。ヘイトにも詳しいので、私一人だったら入らなさそうなお店にもいろいろ連れていってもらってとても楽しかった。





この駐車すごい。坂道にびっしり。


アクセサリー店では気に入ったピアスを購入した。Mに連れて行ってもらってほんとよかった。






Haight & Ashburyの交差点にあるBen & Jerry'sでは、「観光して浮かれてるベタな写真が撮りたい」とお願いして撮ってもらった。
そういえば、サンフランシスコの夏って暑いと思い込んでいたら、かなり寒くてこんな服装。この上着大活躍した。



アイスクリームは観光地価格だったけどおいしかった。Phish FoodはThe Gorgeですでに試練をクリアしたのでここでは違う味です。なんだったかなー?カシスとかかな。



いつでも420。な、場所ですね(笑)

その後もしばらく洋服を見たりして楽しくMと過ごした。
私は一度部屋に戻るつもりだったので、この通りの途中でMと一度別れた。






で、かなり寒いのでレギンスが欲しくて探してまわるものの、派手なものばかりしかない(そりゃそうだ)。もはやデザインはどうでもいいので、ひとまず黒っぽい地味なのを見つけて購入。その店を出るときに見つけたこのキャミも写真を撮らせてもらった。寿司のやつ買えばよかったと後で思った。

けっこう遅くなってしまったのであとは駆け足でまわる。アメーバレコードに寄れなかった。
ようやくバス停についてへとへと。




帰宅したらすぐに着替えて、会場用に荷物をまとめ直して再びバスでBGCAへ向かった。
16:00に列に並んだ。ぱっと見た感じでは、100人目くらいかなあ。
私が並んだ直後くらいに後ろの柵が閉じられて、この柵内から出入りは禁止になった。もし出たらここには戻れないシステム。ここで一度列を区切り、道路を挟んだ向こう側に続きの列用の柵が作られていた。BGCAが管理しているのだと思う。

前後になった人と少し話をして会場を待った。前の男性は9歳くらいに見える女の子と、その子の弟らしい男の子の2人を連れていた。2人は今日がファーストショウなのだといって、お揃いのロットTシャツを着ていてとてもかわいかった。
話してみると、好きな曲とか聞きたい曲もちゃんとあって、子供といえどすでにしっかりファンだった。英才教育?!(笑)
ポケモンのラムネをあげたら喜んでくれた。ラムネ菓子の説明が英語でうまくできなかったのだが、スナックで押し通した。子供たちはすぐに開けて食べてくれておいしいと言ってくれたのでホッとした。お父さんにも味見してもらっていて、アメリカにも一応似たようなお菓子があるみたいで、この味は知ってると言っていた。

後ろにいた男性に日本語で声をかけられた。日本人のファンだった。仕事でアメリカ在住とのこと。


会場の前ではBen & Jerry'sのフレーバー投票を開催していて、アンケートに答えるとアイスがもらえる。柵側にいる人たちはアンケートを書いてアイスをもらって食べていた。

開場の少し前になると前につめるように指示された。
最初に一緒に並んだ人に、「あなたの後ろについていくね。GAに行くの?それとも2階?」と聞くと「ポスターを買うんだよ。席は後ろのほうで見るつもりだから前に入っていいよ」と言われた。その会話を聞いていた前の男性が「私は2階席狙いだから、レール目指すなら前に入っていいよ」と言って私と入れ替わってくれた。2階でも競うのは一緒なのに、優しい。

セキュリティ&チケットゲートはたしか7~8箇所くらいに分かれていたのだけど、そこに至るには特にルールはなく、並んでいた人がぞろぞろと前につめて各々に好きなレーンに入るシステムだったので、朝から並んでいる人も私のように夕方に来た人もあまり変わらないような状況になった。
こちらはラッキーということになるけど、朝から待っていた人には理不尽なシステムだなと思った。
そして荷物チェックが厳しい人とゆるい人でだいぶ差があって、するすると流れの良いゲートと、ちっともすすまないゲートがあって、このあたりも並んだ順ではなく運まかせだなという状況だった。

このルールは会場ごとに違うし、同じ会場でも毎年同じというわけでもないらしいので、とにかく現地に行って自分でその都度体験するしかない。
さて、いよいよ会場入り。

4 件のコメント:

  1. トローリーバスのアンテナみたいな、、、接触部分はたまに外れます。で、運転手が長い棒で元に戻してましたよ。

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    1. MINAWAさん
      そのくらいアバウトな管理で大丈夫なんですね(笑)あの暴走運転じゃわりと頻繁に外れているのかも。
      縦横無尽に走り回っているので、交差点とかで絡まったりしないのかなあと思いました。
      Google mapのおかげで乗り換えルート検索が容易になり、バスをよく使いました。

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    2. 乗ってるバスが中途半端なところで停まってしまったこともあるし、歩いてたら棒で直してるところを見たこともあるし、まあそれでいいみたい。サンフランシスコはバスが便利なのかどうかわからないけど、レンタカーでも何度も走り回ったから、思い出深い街です。

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    3. MINAWAさん
      外れたら即止まってしまうのか。排気ガスとか考えると、あれはあれでよいのかもしれない。
      レンタカーも便利ですが、駐車場を探すのがわりに大変だったりしますね。
      でも、車だとほどよくあちこち回れる広さですね。そういえばフィッシャーマンズワーフに行ってないな(2002年に友達の車で連れて行ってくれた気がするけど時差ボケで車中で爆睡してた)。
      ショウのための短期滞在だと本当に観光しないわ(笑)

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