2016年7月19日火曜日

2016/07/19 The WaterWheel Foundation Benefit Pre-Show Celebrations

このイベントは、The WaterWheel FoundationというPhishが立ち上げた慈善活動をする財団の企画で、売上の一部は各種団体へ寄付される。

だいたい、ショウの2ヶ月ほど前に、Phishのメルマガでこのチケット販売のお知らせがくる。
エントリーできる条件は、ショウのチケットを持っていること、21歳以上であること、申込みした本人も参加者であること。
たしか300枚限定発売。

この時の特典は
・Jim PollockのThe WaterWheel Foundation限定デザインポスター
・オリジナルデザインのウォーターボトル
・ボールペン
・チョコレート
・ライブ前の飲食付プレパーティーへの参加
・レアグッズの抽選型オークションへの参加権利
・会場に一番最初に入場できる権利

これで175ドル。ショウのチケットは含まれないので、金額だけ見ればわりと大きいし、正直安くはないなあと迷う金額なのだけれど、特典を考えると妥当な価格だといえると思う。
私は日本時間の深夜に発売と同時に購入したのだけれど、即完売という状態ではなく、朝見たらまだ残っていたので、OとAにもすすめて3人とも購入した。



16:00にBGCAに着いた。


15:00目指しのつもりだったけれど、到着が遅くなってしまった。
会場向かって右手は、昨日私の並んだ通常の入場待機列。
向かって左手が、The WaterWheel Foundation Benefit Pre-Show Celebrations参加者の列になっていた。

柵の中に入ると大半が顔なじみのメンバーで、ここに来た順に手の甲にマジックで番号を振っていたので、私たちもさっそく書いてもらった。
番号を書いてもらえば、特に番号順に並んでいる必要はない。この番号は、パーティーのためではなく、この企画の特典である、アーリーエントランスといって、一番に会場入りができる権利の際に、この番号順に入場するためのもの。

昨日私と前後に並んでいた人もいて、向こうから声をかけてくれた。ポスターを買うからと、列に並んでいるときに私に順番を譲ってくれた人。ポスターは無事に買えたと言っていた。

仲良しのLを見つけてしばらくLと話していた。

16:30になり会場入り。まずは受付。ファーストネームのアルファベット順で窓口が分かれていて、そこで自分の名前を言って身分証明とオーダーメールの控えを見せる。
確認が終わると今回のイベントの記念品との引換券を渡された。過去のチケット用の用紙を再利用したもの。

ステージ入口の横を通って、プレパーティー会場に移動する。ステージではリハの真っ最中で演奏中の音が聞こえた。
建物に入った瞬間に、このリハで演奏している曲が、私がPhishの曲の中では、現時点で1番好きなScents and Subtle Soundsだと気づいた。

これはテンションあがる。思わず隣にいた女の子に、「この曲1番好きな曲なの!今夜演奏してほしい~」と興奮して伝えた。
彼女は「絶対演奏してくれるよ」と言ってくれた。
それがきっかけでお互い名前を聞いて会場に着くまで少し話をした。ニコニコした素敵な女性K。

エレベーターで別のフロアに移動。会場に入るとすぐに、記念品が一式入った袋と受付でもらったチケットを交換。

ここで会う約束をしていたHがいたのであいさつに行った。約束していた版画をプレゼント。いつもレール付近で会ってとても親切にしてくれるHはThe WaterWheel Foundationの人だった。

あいさつをすませたらOとAと私でまずはビールの列へ。部屋にいる人数は限られているし、並んでいてもわりとすぐに順番がきた。適当にビールを選んで受け取る。

ひとまず会場の端の床に座り(立食型なのだけど、ほかの人も適当に床に座ってくつろいでいる)、3人で乾杯をして、受け取ったものを確認した。

ボトルが1リットルサイズなので、チョコレートの巨大さがわかると思う。
こう言ってはなんだが、すでにこの時点でこの記念品を持ち歩くのが邪魔になる。私たちは3人分をまとめて持ち手で結んで、部屋の隅において、飲食を楽しんだ。
ここにいる人はみんなこれをもらっているので、盗まれるようなことはないのだけど、全員同じ荷物なので、自分のがどれなのかわからなくなってしまうという話。
他の人もほとんどは、ひとまず会場の隅にこの荷物を置いていた。

抽選型チャリティオークションの品。他にもあって、全部で10種類くらいあったような気がする。





みんな青い小さい紙になにか書いて、担当者に渡しているのだけれど、全くやり方がわからないので質問した。

エントリーチケットを購入して、希望商品に投票する。

チケットは1枚10ドルだったかなあ?忘れてしまった。たしか10枚綴りだと、少し価格が安い。
商品によって、最低価格が違う。10ドルならチケット1枚で1口、20ドルなら1口2枚でエントリー。
そのチケットそれぞれに自分の名前と電話番号を記入し、希望の商品へ投票する。スタッフがチケットと商品を確認してそれを受け取り、抽選箱に入れる。
もしその商品をどうしても欲しければ、その商品に複数口エントリーすれば当然当選率は上がる。
しかし、運がよければ1口の金額で当選する可能性もある。

ショウの最中に抽選して、ショウの終了時に当選者には電話をするので、指定された場所へ商品を取りに来てもらうという流れ。

私も遊びで1口だけ買うことにした。1枚からエントリーできるRolling Stone紙にした。
「wifiで携帯を使用しているため電話番号がないのでメールアドレスでもいい?」と尋ねると、「本当は例外だけれど、エントリーチケットに、電話番号を持っていないと一言書いておいてくれれば大丈夫」と言われた。

うろおぼえなんだけど、チケットは半券になっていて、通し番号がついているので、その半券を自分の控えとして持っておくというシステムだったはず。

さっき話したKとLが友達で、2人で一緒にいたので私もそこにまぜてもらった。
適当に軽食をつまみビールを飲みながら3人で談笑。

Kと一緒に。

このあと、The WaterWheelの活動内容についての映像を数分間鑑賞。

といっても私はほとんどKと話をしていた。
日本に来たことがあって京都が好きだし、日本の禅にもとても興味があるということを話していた。

そのあとは、大物の入札型オークションで、見事に落札した人に商品が授与された。


このイベントにエントリーしたときにLとメールのやりとりをしていたら、Lは毎回このイベントには参加していて「毎回ではないけど、メンバー4人のうちの1人はわりと頻繁にこの会に出席するから、メンバーと近くで会える可能性があるよ」と言っていた。
しかし、残念ながらこの日はメンバーは出席せず。

閉会後は、会場入場のために場所を移動。移動中に撮った前の人の背中。なかなかすごいTシャツだなあと。。。これがまさかの伏線になるとはね。


まずは昼間手の甲に書いてもらった番号順に廊下に並んだ。
そのまま廊下に座って15分くらいは待ったかな。
前後に並んでいる人とだいぶ話をしたので、仲良くなった。メアドやFBなどの連絡先も交換した。
どのあたりの場所に行くのか聞くと、それぞれセンターのトレイ付近、マイクサイド、ペイジサイドとお気に入りがあって、わりと分散するようだった。

開場間近なり、全員立ち上がって前にすすむように言われ、その先にあるテーブルでチケットチェックと荷物チェックが行われた。

そしてフロアへ。番号順に1列に歩いて中に入るように指示される。ここで走るとものすごく怒られるし、ひどいときには列から外されるので気を付けたほうがいい。

私は3列目のトレイの正面やや左手の場所をゲット。とても好きな位置を確保できた。
3列目といっても、わりと広めにシートを敷く人が多いので、2mくらいはあるけれど、全然近い。
私のすぐ右斜め後ろにOとAもやってきた。
3人分の荷物を持参したごみ袋にまとめた。ポスターは絶対に水分から守りたいので厳重に。私とAの間なるように置いたので、私の気持ち右斜め後ろあたり。

周辺はさっきあいさつした人や、ほかの会場で会ったことある人で、なんとなく安心する顔ぶれ。ショウが始まるまでに、隣や前の人たちと話をして過ごした。



IとAは2階の1番前の真ん中をとるつもりと言っていたので写真を撮って探してみたけれど、わからず。
でも写真には撮れなかったけれど、テキストでやりとりしたらお互いの場所が分かったので、手を振って確認しあった。そのくらいはできてしまう、コンパクトなべニュー。

私のすぐ前にいた人。コアなファンで、いろんな楽しいエピソードも話してくれた。
御夫婦で来ていて、旦那さんもとても暖かい方。



後ろに見えているのがポスターなどの荷物。

2 件のコメント:

  1. 色々とよくわかりました!ありがとうございます。
    2014年、ヴェガスの時、「ドネーションした人が先に入れる」ようなことを言ってた人がいたので、このことだったんでしょうね。

    まわりのいろんなphanとコンタクトしてて凄いなぁ〜。

    手の甲のマジックの後とか、面白い。でも一番おもろいのは「phishが演奏してるから黙れ!」Tシャツですね(笑)。

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    1. 武さん
      チケットと別途かかる費用なので、安くはないんだけれど、支払う価値のある特別な会でしたよ。実際、支払いの大半はドネーションだと思うので、よいシステムだと思います。

      あの場にいたら話しますよ。話をしないともったいない。英語力の問題ではなく、積極性にかかってきますね(笑)
      アメリカ人にとってアジア人ということはたいして珍しくないのだけれど、日本からPhishを見にきているということには、かなり驚くようです。
      結果的に、このあと、たくさんの人に支えてもらったので、この時にいろんな人とコミュニケーションをとって話しておいて本当によかったです。

      Tシャツ笑えるでしょ。まさかこれが自分への伏線になるなんて、この写真を撮ってる時には思いもしなかったよー。
      ショウが始まってから、このTシャツの人が自分の近くにいてくれたらよかったのに、と思ったわ(笑)

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